度々旅
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くさやが好きな女。布を巻いて生活していた女。くわえタバコで徹マンしてた女。どじょうを丸ごと食べる女。 あれ、あたしどうしていろいろばれているんだろう。つか、勝手なあたし像が作られているんだろう。。。 会社ではおニュゥなあたしでいたはずが、結局小さい一言一言が積み重なって正体はバレていくのだ。遅まきながら、今更歓迎会とやらをやってもらい、いろいろ話をしている中、小さなあたしが好きなことがたくさん話題にでてきた。それに対して、おうおうと合図地をうっていたら、周りの空気が変わっていくのがわかった。あ、マズイ。こういうときはそ知らぬ顔をするのか?と思いつつ、楽しい話に対する反応ってのはごまかせないもので、気づけば火炎瓶の話にあたし一人が大喜びして食いついており、もしかして、あれも好きか?こういうことやってるんじゃないか?と言われ、返事をしているうちに、大学時代のときと同じ私に対する印象というか、あたし像ができあがっていた。 おいおい、すごいの雇っちゃったなという一言で我に帰り、面接をしてくださった方々に、嘘はついてないけど、なんだかごめんなさいと謝ってた。 それを友人に報告したら、よく2ヶ月もバレなかったねの一言。あぁ〜。とはいえ、どこか自分を偽りつつ働いている気がして、少しばかり居心地悪かったのが、すごくラクな気持ちになった。結局のところ、自分のことが大好きなあたしは、自分が居心地よく過ごすための整備を会社でここ2ヶ月していたようなもんだ。ここまでくると、会社の人から仕事のことで家にいるときに電話がかかってきても、それ程むかつかない。むしろ、楽しくなってきた。やっぱり、周りにいる人間が重要で、自分を偽らずに場所をつくることが、どこにいても大切だなと思った。
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