徒然日記
Toy

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■ 昨夜は蒸し暑かった。

そのせいかは知らないけれど、
とうに忘れたはずの人物が夢に出てきた。
寝苦しくて夜中に何度も目覚めるが、
その度にその人が登場してくる。
そして何故か私はその人を追いかけている。

先日、毎日利用する駅で
よく似た後姿を見かけたからだろうか。
私のあやふやな記憶を手繰り寄せても
その身長や
頭の形や
少し猫背な肩のラインや
ちょっと片足を引きずるような歩き方が
似ているように思えた。
でも、怖くて顔を確認することが出来なかった。
自分の中で葛藤があった。
「もし仮に本人だったとしたら、どーするつもりなの?」
と。
今更、過ぎ去った時間も失われた感情も
取り戻せるわけもない。
勘違いだったと自分に言い聞かせて終われるものなら
そのほうが幸せだとも思った。

「今更会って、どうするの?」

でも、幸せだったあの頃に
戻りたいと言う気持ちも強かった。


2002年04月30日(火)
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