徒然日記
Toy



 『熱帯感傷紀行』

中山可穂さんの著書、角川文庫。

表紙が気に入ってついつい買ってしまった。

まだ第1章しか読んでないけど、
今のところ複線として出てくる話が

・・・ウザイ。

ワガママで自分中心的で
後ろ向きな考えで
感傷に浸りっぱなしで

悲劇のヒロインか!?オノレは!?

とイライラしてくる。
読んでて嫌悪感で気分が悪くなる。

「だったら読むなよ」と声が聞こえてきそうだけど、
本編の旅行記は描写が良くて面白いんだよな。

なんでこんなにイヤなのか・・・
たぶん、一番嫌いな「自分」の考え方と
似てるからだと思う。
自分の嫌な部分を突きつけられてる感じがしてくる。

他の人は、彼女の感情に共感するんだろうか?



まぁ、たぶんきっと、こんな感想を持つのは
私くらいなんだろうな。



2002年10月04日(金)
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