N先輩が転学やめたって噂を先輩から聞いた。嬉しかったけど。そんなに喜べなかった。さっさとどっか行ってくれたら、忘れることなんかできんくても新しい誰かに馬鹿げた温もりはもらえるかもしれないのにね。イヤな男やね。何でもいーからぶちこみたい。相変わらずあたしはあのフレーズを頭の中で繰り返すんだけどいい加減擦り切れてくれんかなって思う。でもきっとその時がきてしまったら、生きれないし、死ねないんだろう。生きれないし死ねない。それっていつからの話だったっけ?