ずっと、表現することだけがあたしが自分にあたしという存在を知らしめられる手段だと思ってた。だけど、それを実現することはずっとできなかった。いままでもこれからもあたしはそれをできる人を羨ましがって中途半端に真似をするんだろう。なんでこんななんかな。なんでかな。しんどいなぁ。だけど気付く。音楽を聴いてるとき、感じているときが一番生きた顔をしてるんだって。そしてそんな顔を他の人にさせることはあたしにはできないんだって。それでもきっと、ここから離れられない。