空を見れば何かに 気がついて照らされてまた 何かを 取り戻したような気がするんだ思い出す涙がほほをつたう感覚を人ごみの中で空を見れば誰かに ぶつかってにらまれてまた 何かを なくしたような気がするんだ思い出す視線が空(くう)を斬る感覚を目の前にいる人のひきつった笑いがいつまでも顔にはりついてそれが自分だなんて気づかなかったんだ