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最近、また寒いですね〜。

2005年02月27日(日) 再会

お昼ごろペニーさんから電話があって、今シュトゥットガルトで、2時間半後くらいにミュンヘン着くから、駅でお茶でもしようということになった。出張で今ドイツに来ているとのこと。せっかくなので、猛吹雪の中、ペニーさんに会いに行くことにした。かれこれ、3年ぶりくらいだろうか?ペニーさんはフライブルク時代の友人で(当時の日記にはN君として登場)、よく一緒に遊んでいた。私がミュンヘンに引っ越してからは、1回オクトーバーフェストの時に会っただけだった。彼は、事情あって2年半くらい前に帰国して、社会人をしている。

久々の再会で、まず一言目に「やせたな〜。」と言われる。フライブルク時代の人に会うたびに言われる言葉。あの時は、そんなに太ってたんだろうか?きっと、あの時は「若さ+筋肉」があったからたくましく見えたんだろう。酒もかなり飲んでたしね。最近は、酒を飲む機会も減ってるし、もっぱら、まかないの日本食しか食べてないのでね。

この3年間の積もる話がたくさんあった。緊急帰国のこと、仕事のこと、結婚のこと。相変わらず、ペニーさんはよく喋っていた。久々の関西弁。懐かしい話もたくさんした。商社マンとして世界を駆け回り、結婚もしたペニーさんだったが、基本的に何も変わってなくて、なんとなく安心した。

ペニーさんと別れて、帰宅しようとしていたところに、ひとりの日本人女性から話しかけられた。旅行客のようなので、道を聞きたいのか、切符の買い方でも聞きたいのかな?と思って、話を聞いていたら、どうやら旅行の途中で、クレジットカードが使えなくなってしまったとのこと。ホテル代などもすべてカードで支払う予定だったから、現金もTCもそんなに持ち合わせてないと。カード会社に電話しても、対応は冷たく、解決されないままだと。とはいえ、一通り話を聞いたところで、私はそんな状況になったことないし、解決策も思いつかないし、そもそも、一体、私に何をしてほしいのか分からなかった。そしたら、彼女は、「とにかく、誰かに話を聞いてほしかったんです。日本語で。」と、少しほっとしたのか、ちょっと涙ぐんでいた。一人旅だし、かなり不安になってしまったようなのだ。なんとなく、そのままほおっておくことができなかったので、時間もあったし、ちょっとお茶でもすることにした。今、彼女に必要なのは、日本語で会話できる相手なんだ。しばらく、話しているうちに、最初は顔面蒼白状態だった彼女に笑顔が見えるようになった。そして、カードの磁気異常の場合は、カード番号を打ち込むこともできるということを思い出したので、教えてあげたら、少し希望が見えたようだ。無事に帰国したら、メールをくれることになった。せっかくの初ヨーロッパなので、楽しい思い出になるといいんだけど。


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