日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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桜庭一樹をもう一冊。「青年のための読書クラブ」を読みました。 このシリアスな世界と比べちゃ悪いかもしれないけど、重々しさがかえっておかしいところとか文学作品をモチーフにしてるところとかは「新釈走れメロス」と通じるところがあるのかもしれない。 ただし、こちらは世界文学系なので、残念なことに自分は読んだことのある作品が一つもなかった。
それにしてもとっても少女小説。しかも、はみ出す少女への祝福に溢れている。
引き続き久美沙織の「丘の家のミッキー」(一巻。シリーズでは読まないつもり)を読み始めたので、なんていうか、どっぷりとエス風の世界に浸っている(笑)。前半部でのミシェルの飛ばしっぷりがちょっと反応に困る。うーん、近年マリみてが受けたのは祐巳がわりと普通っぽくてどっぷりとお嬢様なのが憧れの祥子さまだからなんじゃないかなと感じた。 最後までミシェルがこのままだったらほんと投げるけど、多分きっと新しい学校で新しい体験を重ねる話なんだろうと思う。なんだかこの時点ですごい鼻持ちならないやつだけど、とにかくいきはいい主人公。 因みに出版当時まだ私生まれてなかった。バブリーな時代の話かと思ったらもうちょっと前だったらしい。借りてきたのは旧版なので色々と時代を感じる。新装版は挿絵かわいいみたい。
「青年のための…」はおねえさまではなくて王子選出システムなのが面白いと思った。まあ、そりゃ、そうなるよねと思った。 みんなが人称「僕」でしゃべっている意味合いが私にはいまひとつ読み取れなかった。でも全体に漂う不思議ちゃんっぽさとよく合っているみたいです。
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