愛玩人形の抱き方+
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結局一睡も出来なかった。
布団の中にもぐりこんでも、冷えた手足がちっとも温まらなくて。眠気は来ない。こんなに疲れているのに。疲れて。 すべき事は山積みなので、諦めて起き出して片付けていく。震える指。ままにならない呼吸。顔がむくんでる。ひどい顔。弱弱しい、なんてウツクシイものじゃない、惨めな顔してる。朝食を作り出す、洗濯機に水を張る、夜中に。書き物をする、着る服を用意する、仕事の準備をする。眠くない。気分が優れなくなってくるだけ。
あなたに会う事を、こんなにも身体が恐れてる。哀しいね。
少し横になろうと思う。倒れるわけにはいかないから、身体休ませなきゃ。こんな時期に、こんな事になったのは、誰のせい? 少しってどのくらいだろう。何十分?何十年?
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