life
ゆん



 肉親でも合わないタイプもいます

反抗期と言うか思春期の頃、親の事が大嫌いでした
言う事する事全てが気に障ってむかついて
「どうしてこんな家に生まれて来たんだろう」って毎日思ってた
「お母さん」って呼ぶのも嫌で、出来るだけ呼ぶのを避けてた
どうしても呼ばないといけない時は「あんた」だった

時期が過ぎて呼び方も元に戻そうと自分で思えた頃でも心の底の方にたまってるしこりがあるのに気がついてた

自分のして来た悪い行いや言動をすごくすごく反省した
相手の事も認めて自分の事ばっかり押し付けないようにして行こうって思った
・・・けど、最後の最後って所で「やっぱり違う・・・合わない」って気持ちは変わらなかった
そんな気持ちを消せない自分が嫌で嫌で自己嫌悪の深い穴の中に落ち込んだ
血の繋がった者同士だから合わないって事はないって思い込んでたから

考えて考えて・・・




たとえ血が繋がる間柄でも合わない事もあってもいいんじゃないか
そう言う親子関係もある
うちはわかりあえない家族だったんだ
肉親でも他人と同じ




そう思えたら気持ちの整理がつけられて、笑って付き合えるようになりました
自分の事を理解して欲しいって言う気持ちも親には持たなくなって
苦しむ事もなくなりました
それ以来、深く悩みを話したりなんて事はしないけど
それなりに争う事無く今までやって来れました

この前の日記を書いてから
お友達に色々励ましてもらったりして
自分でもずっとずっと考え続けてて気が付きました
子供も親と同じで合わないタイプなんだって事に

たとえ血が繋がった同士でもわかりあえない仲もある
仲良くなくてもいい

そう思ってやっと落ちつけました

「見捨てる」わけじゃないです
自分の思う事、意見だったりもしますが、それを相手にも同じ様に思って欲しいと強く願わない事にしたんです
タイプが違うんだから私にとってベストでも、相手には最悪だったりもするでしょ

この考えが間違ってると思う人もいるでしょう
私にとってはこれがベストの選択です
そう思えたから日記が書けました
これからの生活を続けて行こうって言う気になれました

2002年07月25日(木)
初日 最新 目次 MAIL bbs


My追加