午後10時 退屈そうにパソコン前に座ってチャットしていたDAHLIAに Tが話しかけてきた。こいつも相当退屈だったようだ。
『ねー、お菓子とかジュースとかアイス買って来てー』
DAHLIAは知らんぷり。
しかしTは、簡単にあきらめないヤツだ。
『トルコ風アイス買いにコンビニ行ってきてよー』
「( ‥) ン? トルコ風アイス???」
『そう、のびるやつ』
「そんなものあるわけない(≧∇≦)ブハハハ! また、私を騙してるでしょ?」
『ホントにあるんだから!』
「ないない!(笑)」
『じゃー、おにいちゃんに聞いてみな〜』
「お兄ちゃんが知ってるわけないよ。コンビニとか行かないもの」
『もしもし〜・・・』
DAHLIAは、気がついていないかもしれにゃいが 実は、TはAに毎日のように電話をかけているのだ。
『どこかの【おねえさん】がパソコン使わせてくれなくてさー。 で、トルコ風アイスって知ってる?』
受話器はDAHLIAに渡され、DAHLIAもAと話す。
「そんなもの、ないよねぇ?^^;えっ?あるの?何で知ってるのよ?」
結局、2階にいたオヤジにまで訊いて トルコ風アイスはあるという結論に達したようで DAHLIAは、コンビニへそれを買いに行かされたにゃん。
しかし・・・
「ただいまぁ」
『はやっ!』
「売ってなかったよー」
俺様も、トルコ風アイス、見たかったのに・・・
その代わりに買ってきたという、ブルーベリーのソフトクリームを DAHLIAとTが食べ始めた。
俺様がDAHLIAのそばに行ったのに
「ロビちゃんは、ダメ〜」
だと・・・( ̄▽ ̄;)!!
こんな時、Aがいたら・・・
Aだったら、絶対に俺様にアイスをくれただろうににゃ・・・。
遠い西の空の下で、今頃Aは
ネットゲームをしているに違いにゃい。ふっ・・・。
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