薔薇園コアラの秘密日記

2003年03月11日(火) 春です。ぼちぼち活動開始!

 今日、一日ハードに動き回った。

 午前中に、ポーランド語。少し早めに家を出たら、なんと授業開始15分も前についてしまった。いつも滑り込みセーフか、完全遅刻なのに。
 ほぉ、すごいぞ!

 帰宅後、処方箋をもらいに、近所の医者にいった。
「処方箋を書いて欲しい」とまともなポーランド語で言ったつもりだけど、なんじゃらかんじゃらと私に一方的に説明してくる。
 片言で聞き取れたのは、歯医者でどうのこうのといっている。歯医者へいけというのだろうか? でも、これは決して歯医者で書いてもらう処方箋ではない。ここであっているのだ。それでも、若いかわいらしいおねぇちゃんは、かたくなに頭を横に振っている。
「一年前にも来たことがあるんだけど・・・」と更にいうと、おねぇちゃんはふわぁんと何かがわかったというような表情になった。

 つまり、私が一年前にきた外来の医院というのは、もう引越ししてしまい、今は、代わりに歯科医院になっていたのだった。同じ系列のせいかマークも同じだったので、私としても大きく書かれた「DENTYSTA」という看板が目に入らなかった。おっしゃるとおりですね、確かに歯医者さんとは関係の無い処方箋でした。

 あぁ、恥ずかしい・・・。よくわかっていないお馬鹿な勘違い東洋人は、懇切丁寧に道順を教えてもらい、引越し先の外来病院までいった。何のことは無い、そこから歩いて150歩ぐらいのところであった。

 ポーランドに住み始めてから、極力気合を入れて、病気にならないよう心がけている。ここは、まだまだ医療水準が低いから、病気になんぞなれないのだ。
 病は気から・・・気を張っているせいか、過労はあっても、本当に抗生物質を飲まないといけないほどの大病は患っていない。(ドイツではしょっちゅう医者通いしてたなぁ、そういえば。)

 それから、セントラムのフミェルナ通りにいき、修理していた腕時計を取りに行ってきた。
 この通りは、靴や毛皮、時計などの専門店が軒を連ねており、ぷらぷらするのが楽しい。ポーランドではデパートよりも小さな専門店のほうが、取り扱いアイテムの種類も多いし、修理などのアフターケアがしっかりしている。

 生活に慣れないうちは、便利なハイパーマーケットで全て用を済ませてしまうけど、本当はこういう市内の小さな専門店を見てまわったほうがいろんな発見があっておもしろいんだろうな。

 車で通りがかりに見つけたイタリアレストラン「ROMA」で、ボンゴレスパゲティを食べて、その後、近所の美容院へ。
 イメチェンするわけでもなく、少し傷み始めた毛先をただカットしただけだったけど、美容院へ行ってきたという事実だけで心が華やぐ。

 そこのちかくで2、3の用を足していると、美容院で私を担当してくれたお姉さんも、買い物しに来ていた。

 帰り際、友達同士が別れるみたいに、「じゃ、またね〜」とお互い手を振った。



 あー、今日は忙しかった〜。

 あ、あぁ?! 夕飯の買い物するの、すっかり忘れてた! 
 うわぁ〜ん、どうしよう・・・。


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祐子 [MAIL]

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