私、先ほど車で大胆不敵なことを成し遂げてきました。やっはっは。
実は実話、出先からの帰り、大通りへの合流車線(もち一方通行)をバックでそのまま数百m逆行して、何食わぬ顔をして家まで近道をしてきた。
というのも、家の前の小道(ヴウォダジェフスカ通り)は、ワルシャワの幹線道路(イェロゾリムスキー通り)に繋がるんだけど、それはただ市内への往復方向だけで、例えば今日のように南西の郊外から市内に向けて走ってきた場合、立体交差の下を走る我等のWlodarzewska通りに下りることはできない。
まだまだこの一帯は未開の地だし、その通りに平行して線路が走っているから、道が寸断されているのも仕方がないんだけど、近くに住む私たちにしてみれば、不便この上ないのだ。
クリスマス前ということもあるけど、帰宅ラッシュの時間帯は今日もご多分に漏れずあちらこちらで大渋滞。ちょっと買い物に時間がかかって、子供たちの帰宅時間までには家に着けなかった。
信号待ちをしていると、先に家に帰ったボーズたちから「ママ、今どこにいるの?」と電話があった。 かくかくしかじかで、家に着くまであと三十分ぐらいかかるけど、いい子にして待っててちょうだいね・・・といって携帯電話を切った。
そこから家までの直線距離は短いんだけど、立体交差から分岐する道がないから、そのまま直進し、カルフールの前の交差点で右折して、公園の外周をぐるりと回って、今度は反対側の大通りに出て、信号を二つ越してから、やっと家の前の道に入ることができる。この時期のこの時間帯。車、車、車で溢れかえり、とにもかくにもの大渋滞。
そこで思いついた。そこの合流車線を逆行すれば、5分以内に帰宅できる。立体交差を下り終って、迷わず右ウィンカー。運良く車はこない。
それでも、のろのろとバックで逆行中、出くわした車は五台。そ知らぬ顔して路肩に寄せ、白いバックランプをつけたまま、横を通り過ぎていくのを涼しい顔で待った。
徐行運転させた他のドライバーさん、交通法規さん、ごめんなさい。 私、もう二度と・・・しません。
・・・なーんて宣言できないかも・・・。
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