村上龍著 ラッフルズホテル かつて、うちの本棚にもありました。
当時映画化されたりして話題性があったから買ったんだけど、読破したんだったっけかな? 一読の価値アリとはお勧めできない本。
でもよく市場に出回っているんだよね、この本。それだけ、当地のホテルにネームバリューがあるってことなんだろうな。
で。パパと2人でいってきました。ラッフルズホテルのロングバー。 クリスマスイブの食後のちょっと早い時間帯だったんだけど。
まわり中、欧州人ばかりで、イングリッシュパブみたいだった。 そんな中にぽつねんと私たち東洋人夫婦。 ドリンクはもちろん、シンガポールスリング。 自分たちが今、どこの国のどこにいるか、時空を超えて錯乱しちゃいそうな雰囲気だったかも。 シンガポールスリングは口当たりはいいけど、結構強いカクテルだった。 一杯飲めば十分。
ぼんやりと。専用グラスのイラストを眺めてみたり。 通りかかったジャズバンドのサックス奏者に、ウィンクしてみたり。 むしゃむしゃ、卓上のピーナッツを食べ続けてみたり。 無愛想で平坦な顔のマレー人ウェイトレスのユニフォームの下の細くて固そうな体の線を想像してみたり。 カフェテーブル上のキャンドルライトが照らし出す空間をぼんやり捉えたり。
パパとは、2人がけのソファに並んで、ほとんど会話を交わすことなく、ただ雰囲気を楽しんできただけなんだけど、結婚生活18年で、今までで最高に素敵なひとときだったかも。
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その数時間前のことだけど。 私、高島屋で、ちょっとしたお買い物。 ジャケット代わりにピンクの麻の開襟シャツを買いました。
その間、子供たちはベンチで、紀伊国屋で買い込んだコミックを熟読。 買い物が終わって、オーチャードロードという繁華街を歩いて、ディナーの予約を入れていたホテルまで歩いたんだけど。
うちのバカぼーずども、コミックを読みながら私の後ろをついてくる。 ものすごい人混みの中、真剣に読みながら歩いている。 クリスマスイブの夕刻だし。お祭り状態の人混み。 そんな中、ママの背中を視界の片隅に置きながらも、コミックから眼が離せない。
ちょっとぉ! ま、ま、迷子になったらどうすんのよ!! ぶぁっかたれどもー!!! ←祐子ママ、信号待ちでぶち切れ。
もう読むの止めなさい、と振り向きながら二回もいったのに〜! いうこときかないから、人目を憚らず、金切り声でヒステリックに怒鳴り散らしてしまったよ。
ま、ま、ママを怒らせるんじゃないよ、ったくぅ。。。
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