薔薇園コアラの秘密日記

2007年12月26日(水) ラッフルズホテル

 村上龍著 ラッフルズホテル
 かつて、うちの本棚にもありました。

 当時映画化されたりして話題性があったから買ったんだけど、読破したんだったっけかな? 一読の価値アリとはお勧めできない本。

 でもよく市場に出回っているんだよね、この本。それだけ、当地のホテルにネームバリューがあるってことなんだろうな。

 で。パパと2人でいってきました。ラッフルズホテルのロングバー。
 クリスマスイブの食後のちょっと早い時間帯だったんだけど。

 まわり中、欧州人ばかりで、イングリッシュパブみたいだった。
 そんな中にぽつねんと私たち東洋人夫婦。
 ドリンクはもちろん、シンガポールスリング。
 自分たちが今、どこの国のどこにいるか、時空を超えて錯乱しちゃいそうな雰囲気だったかも。
 
 シンガポールスリングは口当たりはいいけど、結構強いカクテルだった。
 一杯飲めば十分。

 ぼんやりと。専用グラスのイラストを眺めてみたり。
 通りかかったジャズバンドのサックス奏者に、ウィンクしてみたり。
 むしゃむしゃ、卓上のピーナッツを食べ続けてみたり。
 無愛想で平坦な顔のマレー人ウェイトレスのユニフォームの下の細くて固そうな体の線を想像してみたり。
 カフェテーブル上のキャンドルライトが照らし出す空間をぼんやり捉えたり。

 パパとは、2人がけのソファに並んで、ほとんど会話を交わすことなく、ただ雰囲気を楽しんできただけなんだけど、結婚生活18年で、今までで最高に素敵なひとときだったかも。

 ・・・・・

 その数時間前のことだけど。
 私、高島屋で、ちょっとしたお買い物。
 ジャケット代わりにピンクの麻の開襟シャツを買いました。

 その間、子供たちはベンチで、紀伊国屋で買い込んだコミックを熟読。
 買い物が終わって、オーチャードロードという繁華街を歩いて、ディナーの予約を入れていたホテルまで歩いたんだけど。

 うちのバカぼーずども、コミックを読みながら私の後ろをついてくる。
 ものすごい人混みの中、真剣に読みながら歩いている。
 クリスマスイブの夕刻だし。お祭り状態の人混み。
 そんな中、ママの背中を視界の片隅に置きながらも、コミックから眼が離せない。

 ちょっとぉ! ま、ま、迷子になったらどうすんのよ!! ぶぁっかたれどもー!!! ←祐子ママ、信号待ちでぶち切れ。

 もう読むの止めなさい、と振り向きながら二回もいったのに〜! 
 いうこときかないから、人目を憚らず、金切り声でヒステリックに怒鳴り散らしてしまったよ。

 ま、ま、ママを怒らせるんじゃないよ、ったくぅ。。。


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祐子 [MAIL]

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