いつだったかな。 真夜中に、ものすごいカメムシ臭で目が覚めた。 右肩のほうからあの独特のくっさい臭いがする。
あわてて飛び起きて、枕をひっくり返したり、髪の毛をバサバサ払ったりして、あちこち探してみたけど、すぐには見つからない。 そのうち、左側からも匂ってきた。
どうやら、長そでTシャツの左の袖の中にいるらしい。
もう発狂寸前で、シャツを脱いで、窓の外でバンバン叩いて、カメムシにはオサラバしてもらった。
もー、やだー。臭いとれないし。。。
カメムシに刺激を与えない限りは全く害はないんだけど、変な触り方をすると臭いの元の体液を出す。
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数日経ってから気づいたんだけど。 カメムシの体液って、かぶれるらしい。
カメムシは私の胸元で臭い体液を出したらしく、右の鎖骨の下に10円玉大の赤いあざができていた。←なんだかキスマークみたくて怪しげなんだよね。
で、今日あたりはかすかに皮膚に痛みがあったので、何気なく触っていたら、表面の赤いかさぶたがはがれてきてしまった。
普段は何ともないけど、触ったらひりひりと痛い。 気になるからついつい何度も触ってしまう。
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まぁ、ここはホントに田舎なんだよね。 カメムシは大発生するし、天然記念物のニホンカモシカも家の前を歩いていくし、熊も毎年出るらしい。家の前の小川が氾濫すると、大き目のモクズガニが流れ着く。民家までは降りてこないけど、ニホンザルもたくさん見かけたことがある。
まぁ、野生の動物ならいいけど、カメムシだけはどうも敵対視しちゃうね。退治にテンションが上がってしまう。
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