2013年04月16日(火) |
大岩の水盤と椿の落ち花 |
実家の玄関先には、1トン程の平岩があり、そこまで水を引いてきて、竹口からちょろちょろと水盤に流し込んでいる。
そしてその岩の横に、柔らかい色合いのピンク色の八重咲き椿がある。私が子供のころからある椿なので、樹齢は50年近く。樹高は4mくらいか。
樹が大きい分、花がらもたくさんつけて、それはそれは見事な繚乱ぶりである。
ただこの色の椿のよろしくないところは、花の寿命がすごく短くて、すぐに茶色く変色して腐った色合いになる。
しかも申し合わせたように、落ちるときは水盤めがけて落ちるのか、水面に所狭しと浮かんでいたりする。流れる水で玄関先の清らかさを保っているというのに、なんてことだろう。。。
だから私は、ここ毎朝、実家に着いたら、鞄や荷物を玄関先に放り投げ、挟み箸で水盤周りの一つ一つの花柄を拾い集める。プラスチックの山吹色のノミにはこんもりとした腐った椿の小山ができるくらいに集まった。
水盤に落ちた花は水を含んでいるので、真昼の太陽が当たるところに置いてカラカラになるまで乾かそうと思ったんだけど、ついうっかり一晩放置したら、その晩にどしゃ降りになって、雨水で何とも言えないくらいにぐっちゃぐっちゃになりました。
落ち葉、落ち花類はすぐに片付けた方がよろしいようです。 後はよろしくね〜という相手がいないから、自分でしないといけないんだよね。。。
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