龍石神社 春の祭礼 中日新聞掲載←クリック
神様というのは、無意識下でさっと人の心の中に入ってくるものなのであろう。
兄と二人でご奉仕した、14日の片貝別又発電所の工事安全祈願祭、16日の龍石神社の春の祭礼、共に北陸電力魚津支社の神事だったんだけど、水を司る神様に対し、最高の崇敬心と綿密な準備をもって臨んだ。
昨日、大きな行事をこなし、心身ともに少なからずの疲労はあった。 夕飯の準備をしようと思ってキッチンに立ち、「やれやれ、大変だった……」と、決して本心からじゃないけど、一瞬だけふと心をよぎった。
と、同時にキッチンバサミが、何かに引っかかって、私の裸足の小指の横の床にブスッと突き刺さった。
神様のおおいなる戒めである。
神様にご奉仕することに対して、大変だと思うことは、神様に対して失礼千万の極みであって、脳裏をよぎる事も許されないことなのである。
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一昨日、社務所で来客があるとわかっていながらも、玄関を清めずに出迎えてしまった。
お見送りのときに気付いて、もう赤っ恥。 慌てて、竹ぼうきをもって落ち葉、落ち花を始末していたんだけど。
これからいつでも来客があった時に快く、お迎えできるよう、小ざっぱりとしておかないといけないなぁ。。。と内心思った。
同時に、家の木枠のガラス窓がガタガタなり始め、ものすごく恐ろしい音を立て始めた。地震ではない。足元が揺れていないし、神社の境内を見渡しても揺れているものはない。
ガラスが揺れているのは、御霊舎がある北側のガラス窓と玄関の入口のみ。
そうだ、ようやく気が付いたか、祐子よ……。という神様の言葉だったのだと私は解釈した。
そのあと、私はあわてて、榊を入れ替え、塩も新しくして、御霊舎と神棚の掃除をして、きれいさっぱりお浄めをした。
神棚を浄めると、神様がすごく喜んでくださる。
神様にお仕えしていると、不思議なことがいっぱい起きる。本当に。
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