2006年08月19日(土) |
Coccoライヴ報告〜後編〜 |
やっぱりmixiからひっぱてます。ご了承くさいませ。 また藍華 葵が個人的に感じたことを書いているつもりなので、曲目とかは若干記憶に間違いがあるかと思われます。
バンドメンバーの後ろから花束を両手にいくつも抱えたCocco。 自分が立ち位置前に花束を置いて、マイクの前に。 次の瞬間は光の洪水と、音の氾濫で彼女の復活第一作『音速パンチ』がスタート。 アタシはハンカチを握り締めただ泣いてました。 Coccoが事実上の引退、無期限の休止に入ったのが五年前。 アタシはもう彼女は帰ってこないんだろうなって思ってました。 彼女の歌と歌から伝わる世界観。 無期限の休止を宣言する前から、なんとなく漠然と感じていたことですけど、Coccoはきっとアタシ達の前からきえてしまうんだろうなぁっていう確信めいた不安。 ステージの上で、白いドレスを纏う細い後姿と歌声にようやく本当に帰ってきてくれたんだなぁって信じられて、 『お帰りなさい』っていえるんだなぁってひたすら泣いて、一緒に歌ってました。
『音速パンチ』に後は『首』『カウントダウン』『眠れる森の王子様』と立て続けに歌ってくれました(あれ、カウントダウンはここじゃなかったかも…)。 一息入れてちょっとトーク。観客から聞こえる『お帰りなさい』。照れたようにただいまと応えるCocco。 「あっちゃんが歌ってた方が、(観客に向かって)お前らもいいだろう?ちゃっちゃっか行くそ」で、再び歌モード。 何曲か歌って再びトーク。 「あっちゃんの野放しタイム」と題して、Coccoの今日の歌をアコギで歌いだす彼女。 「メンバーのために歌うから、みんな集まってここに座る」 アリーナ席に背を向けバックステージに向き運ばれてきた椅子に腰掛けるCocco。その前に並んで体育座りをするメンバー。 ギターのチューニングが曲に合ってないと言ってギターを変えたりちょっと手間取る。 「いつもこんなんばっかりだから延長料金払うんだ」 茶目っ気たっぷりに言ってみたり。 メンバーへの歌を歌い終わり、今度はその場で主旋律歌ってメンバーにコードを即興で取らせ、そして歌まで歌わせるハチャメチャっぷり。 らいあ曰く、バンドメンバー泣かせな行為らしい。 まぁ、観客的には最高でした。 そして再び歌モード。 最後のトークに入るとやっぱり、活動休止することを決めた事に触れました。 『前も武道館でやった時は楽しかったけど怖かった、楽しいから終わるんだって思って怖かった』 って多分少し泣きながらしゃべってました。 『今日も終わった後に怖いって思うかもって不安だったよ?でも今は楽しい。怖くないよ』って…。 それがうれしくて、アタシも楽しいよって、伝えたくてでも涙しか出てこなくて…書いてる今もちょっと涙ぐんてたり。 そして最後の歌を歌い終わると登場時に抱えていた花束をCoccoとメンバーが手にして観客に挨拶と手を振るCocco。 メンバーと抱き合う姿が可愛くて愛しくて。 ありがとうと楽しかったを伝えたいのにどうしても声にならなくて…。 最後の最後、ステージから去り際に一言だけ、 『楽しかったよ』って叫べました。 きっと届いてないだろうけど…
帰ってきてくれてありがとう。 歌を歌い続けてくれてありがとう。 これからもCoccoはCoccoでいてね。 アタシのむらさきの雲の向こうにみえるのはきっとあっちゃんだから。
若干(かなり)順番不動ですが、歌ったと思う歌を一覧にしてみます。
音速パンチ 首 カウントダウン 眠れる森の王子様〜春・夏・秋・冬〜 Rainig 流星群 Blue brid 樹海の糸 Drive you crazy トーク中の今日の歌二曲+ツアー中に出来た歌一曲 強く儚いもの 焼け野が原 swinging night 愛うらら 夏色 四月馬鹿 暗黙情事 野火 インディゴブルー Beauty 唄い人 陽の照りながら雨の降る Happy Ending 手の鳴るほうへ
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