走って、走って、ライブハウスへ辿りつく私。
ツアー真っ最中のバンドは今日は中間の地元ライブ。
きのうは新潟で、今日は東京、そして明日は長野。
とんでもないスケジュールだ。

最近行われたでかいオーディションのせいか、お客さんがいっぱいだった。
でもやっぱりみんな恥ずかしいのか、いつもの私達の場所（最前の冊前）は空いていた。
ごめんなさいね、いれさせてね。


今までで、一番心臓がふるえたライブ。
って、いつも言ってるような気がするけど、つまりは毎回大満足なんだよ。
選曲で言ったら一番ではないけど、地方のテンションをそのまま引っ張ってきてて。
物凄くて。伝え方が。音が刺さり過ぎて。もうどう表現すればいいものか…；；；；

ステージから落ちそうなボーカルに、足の裏いっぱい見えるギター。
ドラムはコーラス忘れて（私ら気付かず）ベースはモヒカン強化されてたり笑
涙もとまった。笑いと感動の素晴らしい後味だとおもった。
なんども感激の叫びを上げたさ！！


ラジオ収録を終えたメンバーに感想を伝えようと一生懸命話したら、
「いつもの顔がいっぱい見れたから更に安心してテンション上がってしもうた」と。
ここを帰る場所と思ってくれてるのなら、こんなに嬉しいことはないです。
更に「いつもきてくれるから」って、新潟土産に純米クッキーを買って来てくれて。
超びびった。
思わず愛してる！！ってメンバーみんなに抱き着きたくなった。
愛してるんだけどねほんとに。
疲労で体がガチガチなメンバー達の肩を、愛情を込めてひとりひとりほぐした。
唯一の女の子のヴォ−カルさんがほんとうに辛そうで。
旅先で男の中でいっぱい苦労があるに決まってるよね。今が一番辛いよね。
周りのメンバーは気を遣って、彼女を早く帰らせた。

労り合えてるあなたたちなら、きっと大丈夫だと私は思うよ。
あえて意気込みのエールを贈った、「明日も頑張って」と。

今の生き甲斐のひとつだから。とっても大事だから。

例えば描き続けた後の、辿り着く何かへの喜び。
仕事を続けた後の、解りあえてく人間関係での喜び。
同じように、2年間観て来たバンドの歴史の刻みを見る喜び？

見えないものが見えた時、私はそれを生きる喜びだと大きく勘違いすることができる。

その何倍もでかい感動を味合うために、私はまた追い続けていくのです。