鍵をかけない部屋
見てしまうのですね。。。

2003年02月09日(日) 万華鏡のような心

母と妹の笑顔と共にやってきた電子ピアノは、本当のピアノみたいで、私は踊った。

ちっぽけな悩みを無視して久々の買い物モードに入った私は、コンバースのスニーカーと、
染めもののTシャツを購入。
そう、嘘のように上がったり下がったりな私。
今作っている万華鏡のように。
万華鏡はやめてしまう先輩にあげるのだ。

でもこんな私。普通じゃ無いね。
妹が何度もくれるメールに、一度も返せなかった。
次の日会社に行ったらもっとショックな事があって、もう恋ザタどころではなかったの。




覚悟はしてたよ、人事移動の激しい、所詮は派遣アルバイト。
でもこんなに急ってありえる?

センター廃止はなくなったけど、センター業務がまっぷたつになりそうだ。
しかも2月中に。みんなとまっぷたつ?
一番頼りにして慕っていた男の先輩が先陣で移動が決まった。
いやでいやで、本当に涙がこぼれそうになった。
いまでも一杯一杯なココから上の人間を出すなんて。
しかも頼れる女先輩は今月で終わりなのに。
さらに7人が出る。明日発表だけどリーダーに聞いた。私はここに残る陣。

TさんとMは私と一緒。
それが救い。本当に救い。
もし今、どちらとも離れてしまったら私はダメだから。

いずれはみんな、順次移動してまた一緒のところに集まるって言う話だった。
でもそれすら、信じられない。怖い。

Mがしきりに「やばいな」と、私の顔を伺いながら相談にきた。
私がまじ泣きしそうなのわかってかわからないでか、「やめるなよ」って言って来た。

「幸せ」を満喫できていたと思う。
私は仲間と力を合わせて同じ目的をこなす、素晴らしい機会を得られたのだから。
今しか無いと思って、そうしてきたのでしょう?
後悔なんて、ないでしょう?そう、これはただの名残り惜しみ。

先輩に何度目の前で「行かないで」「やだ」「寂しい」と言ったかわからない。


やだよ。行かないで。


次にここを運営してくのは、Mと私ともう2人の代。
先輩は今必死に私を育てようと仕事を任せてくれてる。
あと少ししかないこの時間をどう遣うか、勝負なんだ。
どれだけのことを私はあなた達から学べる?
仕事のことだけじゃないんだよ。

私は決して、負けたく無いよ。


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