鍵をかけない部屋
見てしまうのですね。。。

2003年04月01日(火) でっかい桜の木の下で

嘘をつかなかったなぁ。
なんか、勿体無い。


みんなと、お花見をした!
といっても、夜9時に終わってから代々木公園へ向かったんだけど。
今日は嫌な疲れがあったけど、
他センターへ移動しちゃった人達とも会えるから
頑張って現地へ行った。

(疲れというのは、今日はうちのチームに5人新人さんが入ってきたので、
私はリーダーの身なので研修をさせられるハメとなり…;;;。
そしたらみんなが私を面白がって覗きにくるんだもん!!
Mなんか座って見てくし!!Tさん自分やればいいのにやらせる上見物してるし!!!
ひ〜〜〜〜!!!!)

お花見は皆悪酔いしていて、行った意味がなかったんだけど、
(大変でしたよ…びっくらしましたがな;)


けど行く時に、Sさんという音楽、絵、写真関係で私と話の会う男性(28)と同行して、
すっごいいい話をいろいろしてもらえて、それだけで行った意味があった。

哲学的なんだけど、すごく感覚的。

何かをつきつめて行くと、才能、技術、感性、色んな感覚にぶちあたって、
絶対立ち止まる時期がある。
私の今のスランプは、沢山の影響を受け過ぎているからかもしれない。
削ぎ落としてシンプルな情報になった時に、Sさんはモノが産まれてきたという。
技術を得てもそれが感覚として身につくまでは、沢山の時間が必要ということ。

私は幾度も、自分の中に有るイメージを形にしようと今まで求めてきて、
その技術というのはどんどん身についてったけど。
でも、はっと前を見た瞬間に色んなものを見たら、
自分の非力を見てしまって、周りの世界が見えてしまって、
描けなくなってしまったんだ。

そんな時期を誰でも通るのかもしれないね、とSさんは呟いた。

モノを創りだすお互いの気持ちはやっぱり物凄く分かって、分かって貰える。
今の自分の状況とかもいっぱい話せたし、向こうもいっぱい話してくれた。
嬉しかった。今を大事にしたいと想えた。

私が考えた事ないようなこといっぱい考えてるSさんという人間を、
私は大好きになった。
またいっぱい話てもらお〜!!


お花見はもう悪酔い集団となっていたので、
ちょっと離れて冷静に迎えてくれた人達とSさんのデジカメで
桜の花を頭につけて、らぶりぃなポーズで(笑)記念撮影を楽しんだ。

なんて綺麗なんだろうと思った。
満開の桜は明日の雨で散ると誰かが言ったから、
摘んではいけないけれど、明日枯れてしまうのなら摘ませてよと、
少しだけ私のバッグへ入れた。
君に会いたくなった。


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