鍵をかけない部屋
見てしまうのですね。。。

2004年09月26日(日) 家族への告白

今日まで妹(次女)が遊びに来ていた。

初めて彼氏がいることを、彼女だけに話してしまった。


小学2年から不登校の妹。
自分ではどうしようもできない感情に、いつだって苦しんできた妹が
今回初めてひとりでうちに遊びに来て、
私達は昔話から自然と今回深い話になっていった。


今回うちに来たのは、家族からの圧迫感から逃げたかったから。
妹はそう言った。

三女が今すでに1人車で習い事やバイトに出ている現状、
次女はどうしようもない焦りで、鬱状態から這い上がれずに苦しんでる。


じゃぁ何か始めればいいじゃないって思うところだけど、
20年間、社会に出ていない状態で何かを始めることがどのくらい苦痛なことか。
「お金は稼がなくてもいいからボランティアで何かお手伝いしたい」
そう思ってはいるのだがなかなかそれを言えない怖さ。


今は方法もわからないから親に頼るしかないけど、
親は何かと大袈裟で過保護になりやすいから、それが嫌だと妹は言った。

でもそれじゃずっとこのままだよ。
私も今は自分のことで精一杯で、頼るとしたら親しかいないんだ。
親は「自分が死んだら」と思うと不安で仕方ないんだよと言うと、
帰ったら、頑張って言ってみると言った。


今回、うちに来るだけで、そして帰るだけでも
電車の時間や「決まり事」に対して、お腹を下してしまうほどの敏感さ。

簡単な事ではないのだ。いくら覚悟を決めたとしても。

そしてこればかりは、妹本人でしか乗り越えられないということ。


事実、我慢もしてこれなかった妹だけど私の大事な妹。
そう思ったら今回はなんだかぽろっと大事な人の事を、妹だけに話したくなった。
妹はすんなり受け止めて、楽しそうに私の話を聞いた。
母親になんて絶対言えない気持ちもよくわかるって笑った。



私は妹を想うといつだって涙が止まらない。
大丈夫、ゆっくり頑張っていこう。


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