塾先で、とても魅力的なひとがいる。
ぱっと見、竹野内豊に似ていて、 おかっぱの黒髪を職人帽子で清楚に包んでいる。 恰好は2ピースのグレーの作業着で、腰にいっぱい道具をのせてる。
私達の授業もしてくれたりするんだけど、その人は造形専門だから 一緒に絵の練習をしたりもする。
手先の器用さとか、生きる知恵とか、穏やかな人柄とか、 それでいて遊び心満載とか、何でも乗ってくれる優しさとか、 正直な愚痴まで言ってしまう素直さとか、
まだ2回しか会ってないのに、私から見ていて全てが魅力的に思う。
あくまでひとりの人としてステキだなと思っているけど、 今日思わず彼と比べてしまったんだ。
彼は生きる知恵もあまりないし、何よりまだ若いし、都会が好きなひとだから。 年上で知恵があって仕事もできる恰好いい人と彼を私は比べてしまった。 彼が恰好悪いとは思わないけど、多分その人があまりにステキで。 一瞬「もしこの人が隣にいてくれたら心強いな」と想像してしまった。
これは浮気になる?ごめんねダーリン。
でもその人に乗り移ろうとかは全く思ってないからね(笑)
早く不器用なあなたに会って安心したいよ。
|