人はどうして限りある命を生きるのか…

そんなことを考えたことはありますか？

私は、つらい目に合うたびによくそんなことを考えました。

生きるってどういうことなのか？

楽しく毎日を過ごしている時は　そんなこと考えもしないのに

いやなことがあったり　いいことがちっともなかったりすると

生きるってことの意味がわからなくなってくる。

楽しいことのない人生なんて　生きる価値すらないんじゃないかと　思えてきたりもする。


先日　年をとるのも悪くないって話をしましたが　最近になってわかってきたことがあるんです。

これは　若い時には　思いつきもしなかった考えです。


生きることは　学ぶこと。

そして　つらいことからこそ　学べることは多いってことです。

だからこそ　生きることには　大きな意味があって

どんな人生であろうと　自分には必要な時間なんだと。



そんなふうに思えるようになってから　不思議ですね　私の毎日は明るくなりました。

どんなことも楽しめるようになったのです。

そして　自分がやりたいって思ったことに　素直に向っていけるようになりました。


もちろん　壁にあたったりすることもありますよ。

時には　気分が落ちこむことだってあります。


前の私だったら　そこでしばらく立ち止まって

ダメだ…　ダメだ…　ダメだ…　ってどんどん自分でもっと悪い方向に
引っ張っていってしまってました。


でも今は　たとえ　一瞬どうしよう？って立ち止まっても

不思議と　すぐに道が開けるようになりました。

マイナス面さえも　プラスに変えていけるようになってきたのかもしれませんね。


実は　先日　「オーラ写真」というのを撮ってもらったのです。

よくオーラがあるとかないとか言いますよね。　あのオーラです。

私は　目に見えないものとか　神秘的なものとかにすごく興味があって
（おばけは嫌いですけどね。）

占いとかもすごく好きなのですが

友達から　自分のオーラを写してもらえるところがあると聞いて

誕生日を迎えたばかりでもあるし　かなり興味もあったので　挑戦してみることにしたのです。


そして…　

今の私のオーラは　ゴールド　という結果がでました。


これは　とてもいい色らしいです。

やりたいことがわかっていて、進むべき未来も明るい。

とてもいいエネルギーに包まれている状態らしいです。


この状態になるまでには　いっぱい悩んで　きっとすごくつらいことも経験してきたはず

でも　人生のある時点で　考え方を大きく切りかえることができた結果　

いろんなことをよい方向にもっていけるようになったのだろうと言われました。


実は　私には思い当たるふしがあり　思わずこみあげてくるものがありました。


その頃は、やることなすこと　何もかもうまくいかなくて

あげく　一番信じていた人からも　まさかの裏切りにあい　

まさに絶望の渕へと追い込まれたことがあるのです。


毎朝　目覚める度に　まだ生きてる自分が悲しくなるくらい落ちこみました。

未来が何も見えなくて　だからといって　どうしていいかもわからない

もう　生きてること自体が　つらくてつらくて…　　そんな毎日でした。


支えは　ヒラメちゃんだけでした。

そんなに　なついてくる子ではなかったのですが　いつもつかず離れずの場所で

心配そうな目をして　私を見ていました。

その姿を思い出すと　今でも涙がでます。


でも　ヒラメちゃんがどんなに心配してくれても　その時の私の心は癒されませんでした。

ヒラメちゃんが生きる支えにはなりましたが　どうしても救われなかったのです。


その時の私の心を救ったのは　最終的には　自分自身でした。


ある日　ふとこんな考えが頭に浮かんだのです。

自分は　一生懸命未来を見ようとしている。　でも　どうしても　明るい未来は見えてこない。

それどころか　未来を考えると　悲しいことばかり考えてしまう…。

でも　どうなるかわからない未来を考えて　暗くなるのなら

そんな未来など考えなければいい。

今　この時　自分の周りにある楽しいことだけを考えて　

それだけを見つめて生きていったらいい。

自分を悩ませるいやなことからは　しばらく遠ざかるように努力しよう。

小さくてもいい　目の前にある楽しいことだけを考えて生きていこう。

もしかしたら　未来には　自分を悩ませるようなことしか待っていないのかもしれない。

でも　そんな先のことを考えて　今ある幸せまで　見失ってはいけない。


ある日　道を歩いていて　突然そんな考えが沸いてきたんです。


今思えば　あの時が私の人生最大の転換点だったのかもしれませんね。

それからは　不思議といろんなことが　素直に流れるようになりました。

だんだんと無理をしなくても　自分の道が見えるようになってきたのです。


その頃の私には　いつも小さな感謝の気持ちがありました。

自分に親切にしてくれる人への感謝。

今日、健康でいられることへの感謝。

今　おいしいものが食べられることへの感謝。

どれも　さりげないことへの　感謝でした。

そしてその感謝の気持ちが私を支えてくれました。

明るくしてくれました。

最初は無理していたことが　だんだんと自然にできるようになってきたのです。


カウンセラーの方から言われました。

それは、誰にでもできそうでできることではないと。

たいていの人はそんな時、何かのせいにしてすませようとしてしまうそうです。

でも　そんなことしても　何もいい方向には向っていかない。

むしろ　悪循環を招くだけ。

素直に自分の状況を受け止めて　自分をみつめて

いちど　とことん落ちこむところまで落ちこんでみるのも　必要なことらしいです。

底までいきつけば　必ず光が見えるくるから。

何が大切なのかに気づくことができるから。

一生の間にはいろんなことがありますが　

生きてることはそれだけで大きな意味のあることなのかもしれませんね。

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