日記、掲示板のいずれかのキリ番を踏まれた方で
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past will
「今日夜会えないのならお昼!」と 意気込んでメールするも「ごめん。忙しいからムリ」という返事にガッカリした昨日。 でも終わったというメールが来たのが11時半前。 返事をメールしたら即行電話が。 「起きてたんだ。今終わったよ!」 「オフロ入ったの?」等 会話をしてくうちに「・・・カオリのところでオフロ入っていっていい?」ということに。 会えるんだし、私は嬉しいけど でもヨウの帰る時間が減るだけだし、家にご飯も無いし。 渋ってると「ダメ?」と聞かれて・・・ダメ、な訳ないじゃん! 12時近くになってヨウはいつもどおりうちに来る。 私がオフロに入ってる時に「ただいまぁ」ってドアを開けてくる。 ・・・同棲、ってカンジ?(笑)
ヨウもオフロに入った後二人でいつもみたいに ベッドに横になって話をする。 ヨウは帰るくせにベッドに横になる。 それが当たり前みたいに。 そろそろ一人のベッドは冷たい季節で 最初だけでも二人で横になると体だけじゃなくて心も暖かになる気がする。 シングルベッドだから狭いけどすごく安心する。 しばらく話して、ぎゅっとして、たくさんキスをして。 「そろそろ帰るね」ってベッドから出てスーツを着始めるヨウを見上げて 切ない気持ちになった。帰らないで、って喉まで出かかる言葉をやっと飲み込む。 いつもいつも「帰らないで」って思って、言ってしまう自分を 少し成長させたくて頑張ってのみ込む。 「寒いからいいよ」って私はベッドの中のまま、ヨウはふすまを閉める。 ふすま越しに「おやすみ」ってお互いに言う。 「気をつけて帰ってね」と言って布団をかぶる私。 そのままヨウが居た温かさが失わないうちに眠りについた。
でも、今日仕事でお客さんのところから帰ってくる時、車の中で思い出した。 私昨日の夜に 途中でなんとなく目が覚めて手を動かして何かを探してた。 何か・・・そうヨウの温かさを探してた。 いつも隣りに眠ってて、時々邪魔になるほどベッド占領してて 「一人の方がゆっくり眠れるなぁ」なんて思う自分が 寝ぼけた頭で探していたのはヨウだった事を、フッと思い出した。 ヨウと付き合って4年目。 「燃えるような恋をしたい〜」なんて冗談で友達に言うほど 私たちは一緒に居る事が普通になってて、私も当然に思えていた。 でも側に居る。大好きなのは、あの頃と変わらず貴方。 片思いで気持ちを打ち明けられないのが苦しくて 毎日毎日思っていたあの頃と今の私は全然変わっていなかった。 思うだけで泣けてくるほど私はヨウが好きなんだ。 ・・・って事も再確認して、運転する車のフロントガラスが涙で霞んだ。
ゴメン。忘れそうだったよ、ヨウ。 側に居る事が当たり前な人なんかじゃない。 ずっと側に居て欲しい程好きな人だ、って事。 離れてみないと分らないものだね。 そしてそのことがよ〜くわかったから またしばらく私の側から離れないでね。
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