きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 おめでとう、という言葉が欲しいのさ

本日の担当:SHY

 クリスマスだ、お正月だ、誕生日だ...と色々大切なイベントがあったのだが、何も書かずにこんな日付になってしまった。
 言い訳は何もするまい。



 Sizには物欲があまりない。
 クリスマスにも、誕生日にも私は訊いた。
 「Sizは何が欲しいのかな?」
 「何もいらないよ」
 あ...そう。
 ディスプレイされているものを見るのは大好きなのに、何故自分のものにしようとしないのだろう。
 幼い頃から物欲のかたまりだった自分を省みて、誰に似たのかねぇなどと考えてしまう。


 結局、サンタクロースはSizのところにパステルとスケッチブックをプレゼントしに来てくれた。
 誕生日にはシルバニアファミリーの大きな家を私とkinaで贈った。
 それとは別にクリスマスが何の日であるかを説いた絵本を個人的に。
 そして、草花の図鑑をお年玉に。
 心を込めたこれらのものが、彼女の中で飽和しないように祈るのだった。



 ところで、年賀状。
 Sizは自分が誰にどんな年賀状を出したのかを、鮮明に記憶している。
 ※投函日は12月19日
 そして、自分が出していない相手から年賀状が届くや、すぐに私に増刷のリクエストを出す。
 あるいは「××ちゃんからはこないねー」と、日々きっちりと確認している。

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 そんなSizは今日、幼稚園の課外イベントで登園。
 水疱瘡も治り、痕も消えた頃でよかったねぇと、娘を嫁に出す父親の気持ちの1/1000くらいは感じた朝。

2005年01月06日(木)
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