きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 断乳?卒乳?

本日の担当:ユキリン

先週の金曜日、
ちょうど一週間前にGakuがパイパイに別れを告げた。
いや、今回は告げたというより「告げさせた」なのかも。

・今月は銀吟の休みが多い。
・Rinが春休みに入る=きょうだいで遊んでいられる。
・月末から一週間旅に出るのでそれまでには…。

ということが重なって18日に卒乳させようと
母は考えたのだ。

Rinのときと同じように、
3月に入ってから18日に丸をつけたカレンダーを見せて
「この日にパイパイばいばいだよぉ」と言い聞かせていた。
最初は「ばいば〜い」と言っていたのに、
一週間位前からカレンダーから顔を背けたり、ニヤニヤしたり。

Rinの時と全然違う。大丈夫なのか?
不安を抱きつつ当日を迎えた。
最後のパイをあげるもなかなか離さない。
そしておっぱいにアンパンマンの絵を書いて見せ、
「バイバイよ〜、ないないよ〜」と言っても
「おぅ〜、アンパン」しか言わない…。

……大丈夫なの、一体!?
それから銀吟が帰ってきたので
私は幼稚園にRinを迎えに行ってスイミングへ。
Gakuはお留守番。

夕方どきどきしながら帰宅すると…あぁやっぱり。
「まま、パイパイ!!」

パイパイはアンパンにあげたじゃなーい、と答えると
うわーんと泣いて私の胸をポカポカ殴る。
床にひっくり返る。

うぅっ切ない。
でもその後は…
パパとRinさえいれば紛れてしまうGaku。
夜もパパに抱っこされて眠りについた。

翌日からは私の胸はパンパンで
激しい頭痛と嘔吐に悩まされGakuを気遣うどころではなく。
土日は銀吟が休みで、おかげさまですっかり任せっきり。
散歩だなんだでRinの気遣いもあり、
Gakuは母不在の日々に慣れていったのであった。
銀吟も心得たもので
ご飯は作るは、数時間おきに私の湿布を作ってくれるはで、
本当に助けてくれた。

そして一週間が経ち…私の胸も落ち着いたところ。
まだちょっと痛いけど。

Gakuはというと、当日と翌日「パイパイ」と言ったきり。
たまーに、胸に手を持っていきそうになりながらも
「おお〜っと、そうだ、もうないんだった」という感じである。
そして驚いたことに言葉が増えた。
Rinのこと、たまーにしか「ねぇねぇ」と呼んでなかったのに
もう1日中連呼してる。

母子ともにつらい体験だったけど一皮むけた感じかなぁ。
この切なさは恋愛でも体験できませんぜ。
ところで、激しい痛みの中




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夢中になれたので痛み逃しに最適でした。

2005年03月25日(金)
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