脳内世界

私が捉えた真実、感じた真実などを綴った処です。
時に似非自然科学風味に、時にソフト哲学風味に。
その時その瞬間、私の中で、それは真実でした。


※下の方の○年○月っていうのをクリックすると、ひと月ぶんはまとめ読みする事ができます



 ELLEGARDEN「金星」

ELLEGARDENのアルバムを友達に貸してもらった。ありがたいことです。
その中の「金星」という歌詞に
「ねぇ この夜が終わる頃 僕らも消えていく
そう思えば僕にとって大事なことなんていくつもないと思うんだ」
という歌詞があった。


本当に大事なことなんて幾つもなくて、
その、本当に大事なことだけを大切にしていれば、
ほかのことでひどく囚われたり、気にしすぎて身動きとれなくなったり、
することは無いんだよね 
本当に大事なことを大事にして、のびのび堂々と生きていけばいいんだ、気にせずに
って思ったら、何だか勇気が出たような気がしたんだ。




もっと、何かを超えたようなところに顔を上げていたい
苦しみとかしがらみとか、自分を捕えて仕方ないものとか、瑣末なこととか、そういったもの全て超えた高みに顔だけでも上げていたい。
本当に大切なことだけはしっかりと片手に持って
揺るがない視線をその先に向けていたい
もう片方を空けているのは、その高みに手を伸ばすため

人が人として尊いものとして在れるために、
必要なことなんて本当はいくつも無いと思うんだ



あと三番目の曲にあった歌詞の中で
「遠回りするたびに見えてきたこともあって
早く着くことが全てと僕には思えなかった」
というのもある。
ああ。

瞠目。



やっぱり、どんな道も無駄な道やいらない道なんて、不要の分岐なんて無いと思う。
結果的にその分かれ道を進んでいくことになるのであれば、
その先に出会ったのであれば、その先がその人の視界に入ったのであれば、
それはそうなるべくして巡り廻ってきた全てだと思う。
そうして巡ってきた必然なら、自分の思い描いたこととどんなに違っていても、抱きとめられるだけの人で居たい。



理想論と笑うならそれでも構わない、
私は私で勝手に真剣に向き合おうとしているだけだから
尊いと思うものに、心の中だけでも嘘をつきたくないだけだから

2006年03月18日(土)
初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加