脳内世界

私が捉えた真実、感じた真実などを綴った処です。
時に似非自然科学風味に、時にソフト哲学風味に。
その時その瞬間、私の中で、それは真実でした。


※下の方の○年○月っていうのをクリックすると、ひと月ぶんはまとめ読みする事ができます



 

「明日最後を遂げるもの明日始まり築くもの
時が過ぎて花を付けたあなたの小さな心の中に一体何を残すだろう?
"Happy Birthday to You"」


必死で頑張っている子がいた。
本気で命がかかっているレベルで頑張らざるを得ない環境に立たされている子だ。
それが最後のラインを越えてしまわぬように


いやなほど、ある程度の形を持ってあらわれているソレを越えて
終わっていく大事なものがある
それを実感しながらも、かつて自分が始まった瞬間を意識に迎えるものがある


時が過ぎる 誰かの大事な涙が流れる
それを知っていようと知っていまいと
生き続けると 魂が宣言する
まるでそれが、
生まれたときから持っている、
当たり前の私の意志であるかのように


私も生きるでしょう あなたも生きるでしょう
どんな状況であったとしても、
たとえ生きれそうにない状況であったとしても、
変化という名のどうしようもない存在感を持った、
これ以上にない生の証明を伴って。


ともすれば死のようなものと隣り合わせになっている生。
それでも私は、生きていくのだ。
最後まできっと残る、この私の存在の意志とともに。
私という幼児のような人格の意志が望む望まないにかかわらず、
この瞳にこの世の色んなものを映して、
色んなものにぶつからせて。
色んなことを学びなさいと。
色んなものを感じなさいと。
まるで、生まれたときからの親のように。


人格の意志は、今までの経験からものを決めて希望し、拒む。
存在の意志は、私という生の存在と更にそれを越えたところからものを決める。
それはまるで、生まれる前や後のことも知っているような、
超越した、意志。

2006年10月09日(月)
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