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■ 渋谷の夜 その�∋厦△貶�
渋谷の夜の続き。
無理してでもきてよかったよ。と思いつつも感動の余韻を味わうヒマなく、皆とはあとで待ち合わせることにして私一人 すこしはなれたホテルにある託児室に向かって全速力。円山町のラブホテル町を突っ切って。まったくなんて人の多いこと。 子供達は夢中で遊んでいた。楽しかったようで呼んでもなかなか遊びが切り上げられない様子。 ちょっと一安心だ。
その後、長男Rがせっかく高いビルだから上に行って夜景を見たいというので、最上階に行ってみた。 ところが展望室のようなものはなく、ホテルの人に訪ねると「ここで見てください」とのこと。 ほんの少しのスペースに、しかもロープが張ってあり、小さな子供達の背丈では空しか見えないのだ。 それでも「うぁ、綺麗だねー。僕のうちはどこだろうぅ」と喜んだ。 「窓のところで見たーい」と言っている子供達に「申し訳ございませんが前には行かないで下さい」とホテルマン。 はいはい、わかっております。すみません。と仕方なくあきらめてその後母たちと合流した。(子供達しょんぼり)
私は昔、公の場で子供が大騒ぎしているのを顔をしかめてみているタイプの人間だった。今でも多分そうだ。なので、子連れで町に出るとものすごく気を使う。 レストランではまず、「小さい子供が居ますけどいいですか?」と聞く。 この日もまずそれを聞いた。答えは「はい、どうぞ」ということだったので席が準備されるのをまつ。 案内されながらまずウエイターが一言、 「椅子は浮かせて引いてください。床が傷つきますから。それから椅子に立ち上がることはしないでください。クロスをひっぱる事のないように・・・うんぬんかんぬん・・・」とおっしゃった。 それは当たり前のこと。そんなことわかっています。だけど、ちょっと閉口してしまった私。 そんなに堅苦しいお店を選んだわけではない。子供が居るんだからね。しかし、いつ注意されるかと食事中もなんだか落ち着かない。
「おいしぃー!」と声を上げる子供をたしなめてしまう。 うぅん、これってなんかちがう。ちっとも楽しくもなく味もしなかった。
その後、どうしても高いビルから見る夜景があきらめられない息子を連れていくつかビルに登ったけれど、やっぱり展望できる場所がなかった。
「申し訳ありませんがお子様は・・・」とか「危険ですので・・」とか、もういい加減嫌になる。(あ、彼らは正しいですよ。とっても) すっかり、私の心の中には 「あぁ、こなければよかった。いくら託児施設があろうとも、大人社会に子供を連れてくるのは間違っていた」という思いが渦を巻く。 いちいち叱られる子供たちも気の毒だ。そんな思いをしてまでもお出かけしなくとも近場の自然で楽しむことは十分できる。
フランスのアニメなぞ見ていると「大人社会」と「子供社会」がきっちり分かれているね、と思う。それが正しいのかもね。と 意気消沈する母の横で長男Rが言った。 「また来ようね!また連れてきてね!やっぱりビルの高いところにいきたいよー」と。 しばらくじっと彼の顔を見て私は答える。 「よし!今度は新宿のビルに行こう。ちゃんと展望できるようになっているところが多いからね。 ママの会社のビルに昇ろう。都庁にも行ってみよう。でもご飯はお家でたべてからいこうね(笑)」
余談:つい先日、友人のライブが渋谷のAXであったので、JGと観にいった。その帰り、懐かしいなぁといいながらうっとりと(?)渋谷の街を歩いた。久しぶりに2人で。 まったく。これが同じ街か?視点が違うとこうも違う、街との相性。一つ学んだ私だった。
2003年12月22日(月)
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