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■ 贈り物
私の日記にも何度となく登場している友人Tの三十数回目の誕生日でした。 出会ってもう二十一回くらい彼女に「お誕生日おめでとう」と言っているんだ (私も言われてるんだけど)と思うと感慨深い。
雑誌Oliveを頭寄せ合って眺めながらこれが可愛い、これ欲しいなどと夢見ていた高校生のころはどんな風に「おめでとう」を言ってただろう。 もう忘れちゃった。いろんなこと。 あんなに好きなものを共有してきても、どんどん趣味や嗜好はそれぞれ違ってきて、 タイプも好みもまた違っていった。 だけどその頃からほうぼうに零れ落ちた欠片は確実に私の身に残っていように思うの です。
心からこれをあげたい!と思うものがないならあげなくていいやと思ってしまうため、なかなかちゃんと贈り物ができない私です。 しかし今回、久々にちゃんとプレゼントをしました。というのも、あんまりにも素敵で友人Tにぴったりの簪をみつけたから。 「もうぜったいコレやる。あいつに。」くらいの勢いで購入しました(笑)
たいそう喜んでくれました。(私も満足) で、さっきメールもくれたんですけどね、早速お友達にも褒められたそうです。 可愛いって。
そして日記にも書くほど私が嬉しかったのはですね、 「色も深みもすごく椿ちゃんらしいチョイスで・・・」というくだり。 友人Tにぴったりと思って選んだものを私らしいって、ちょっと可笑しくて嬉しいです。
彼女は自分の大切なものや、ゆずれないものをずっと変わらず持ち続けている人。 私は「核」を残しながらどんどん変化していくタイプの人。 違うからこそ魅力を感じ、羨ましく思いつつ、自分のことを再認識できる存在。
今日は高山なおみさんのお料理教室で習った料理を伝授しにきてくれます。 たのしみだー。 でもきっとまた子供達にトランプやらなんやら付き合わされるはめになるでしょう。 ごくろうさま。 いつもなにかとお世話になっていますね。
友人Tのくちぐせ。「私は椿ちゃんに沢山親切貯金してるからねっ」 ・・・親切貯金って・・・(笑)
2004年11月01日(月)
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