寺本写真館職員日報
寺本写真館



 そういやぁ。

もう後あと2日で2月もおわるんやね。
一月は「行く」
二月は「逃げる」
三月は「去る」
昔の人はよく言ったものだ。うん。
ほんまにあっと言う間やもんなぁ〜。
…もうちょっとゆっくりでもいいやんなぁ?(呆)

そろそろ卒業シーズンですか?
寺・本の2人も2年前はそろって卒業式で答辞を読んでいたなぁ。
(寺田⇒仰星高校、ホンダ⇒寝屋川高校)
おいらは受験前でも、いくら先生に心配されようとも、勉強せずに答辞の文を卒業式実行委員会のやつらと考えてたなぁ。
センター試験前日も顔を見せていたような…。
大学決まってないのは、残りおいらだけやったのに。(本気で呆)
あぁ、懐かしき高校時代。

ここで、おいらの昔話を一つ。
おいらも一応2年前は受験生だったんですが。
なんせほっとんどマジメに勉強した記憶もなく、みんなが必死に学校に残って勉強しているときも、大学きまってる友人と、あいてるバレーコートでバレーボールしてたり、テニスしてたり、世間話してたり。
それに輪をかけて、答辞の文を考えてたり。
そんなこんなでちゃらんぽらんな生活してたのに、
おいら兄弟多いもんで、私立大学には行きませんってなことで、国立一本で行くことにしたもんだからね。
当然しくじりますよ、センター試験。
ボーダーまではるか遠く及ばず…。
学科志望者中で最下位近い点数やったの。
でさぁ、おいら実力ないし、模試でもE判定しか出したことないし。
「終わった…。」ってな雰囲気が漂ったのさ。
ここで普通は「浪人」って選択肢が出てくると思うのです。
でもね、おいらはひねくれもの。
浪人なんてしたくなかったの。
がりがり勉強なんて、もうやだったの。
そこで、決めた選択肢はなんと…
ハイ、「田舎に帰って農家になる」です。
先生に言ったら「いいんちゃう。農家も。」なんてそっけない返事。
友人も、「新鮮な野菜送ってなぁ〜」とか、「はい住所。」と自分の住所を渡すやつまで出る始末。
おい、少しは心配しろっての。(苦笑)
実際、前期の試験も当然の如く失敗だったわけで。
荷物をまとめ、田舎のおじいちゃんに「おれ、田舎に帰っておじいちゃん手伝うし。」って電話かけてさ。
運良くおいらのうけた大学の後期試験は小論文3時間やったから、あんましいまさら勉強することもなくて。
もう気楽なもんよ。ここまできたら。
農家になる気満々で、はっきりいってなかば開き直りで受験を終えたのね。
で、結果は「あ゛、合格」。
自分が一番信じられませんでした。
そんなこんなで、棚ボタ合格。
(今だに入試ミスでは?との疑惑がささやかれます。うっせぇっての。怒)
今は周りから何を言われようとも、とりあえず入ったもん勝ちって気持ちで。
ただ。
理系のくせに、小論文だけで入ったもんで、さっぱり計算できねぇの、おいら。
だから単位とっていくのに精一杯ですけどね、やっぱり。(苦笑)

そんなこんなで、世の受験生の皆さんへ。
要するに、最後まであきらめちゃダメってことよ。(笑)
たまにゃ、こんなこともあるんだから。

さ、卒業おめでとう☆
ここから大変になるんやけれども、要は自分の気の持ちようだ。
楽しくなけりゃ、自分で楽しくすりゃいいじゃん。
苦しかったら、周りを頼ってもいいんじゃない。
余裕を持たないと、自分が持たないょ。
ね。
じぶんで考えて、じぶんで動いて、
たまに周りを巻き込んで(謎)、
そして、ゆっくり大きくなって行こうぜぃ!

長くなって申し訳ない。
今日はなぜか先輩面してみたホンダでした。

2003年02月27日(木)
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