ほり日和
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2003年04月16日(水) |
LONESOME COWBOY |
昨晩、TVの『明日の天気』で、「明日の名古屋は初夏並の気温、 日中は今日より8℃程高いでしょう。」 と言っていた。案の定、今日の気温は最高気温23℃と初夏並所ではない。
ところが、朝起きてバイトに出かける時外に出たら、なんだか寒い。 しかもなんだか霜くさい。よく見ると視界がめっぽう悪い。 どことなく煙っぽい。 「どこか火事か?」 でも火の気はない。家の前の坂道の上りを見るといつも見える 信号が見えない。突然の超常現象にオロオロする、さとし。 よくよく目を凝らすと、どうも霧っぽい。・・・霧?
名古屋なのにかっ!?
でもどう考えても霧である。あとから聞いた話だとやはり霧だった。 寒い訳だ。えっ…?オイオイちょっと待て。 今日は初夏並ではないのか?? 何で霧なんだよっ!って言うかココどこだと思てんねんっ!
名古屋やぞっ!?
朝っぱらから季節外れでしかもかなり珍しい「霧」という天気に巡り合う。 あまりの寒さに上着を一枚追加したくらいだ。
さて職場のある駅につくと霧は晴れ、天気予報通りのまぶしい晴れ模様。 名古屋に住んでてもう長いが、滅多にお目にかかれない『霧』なんてものに 一瞬我を忘れたが、逆に「何かラッキー!」ってちっともラッキーでも ないのに訳のわからない自己完結をし、職場に向かう。
相も変わらず、同じ仕事。当たり前だけど…。 ところが今日は、いつもあるメール配達が思った以上に少なく 早く終了してしまった為、空き時間ができてしまう。 困った。何をすればいいんだ? そんな所に社長が「じゃ、カブの練習するか?」と聞いてきた。 カブとはあの「世界のホンダ」が生み出した最高傑作 「スーパーカブ(原付)」の事である。
さとしは原付には乗れる。ピザの配達のバイトしてた事もあるし。 でも、「スーパーカブ」だけは同じ原付でも乗れなかったのだ。 なぜならカブはミッションだから。ミッションは普通の車しか 運転できない。2輪は乗った事がないのだ。 仕事上、俺の配達先はなぜか俺の区域だけメチャクチャ遠い所にあるから いつも車で行ってたんだけど、この間車が調子悪くなって 困った事があり、それを打破する為に前々からカブを運転士たらどうだ? という話は出ていた。しかし練習する時間もなく、先送り先送りに なっていた。
そして今日とうとうカブに乗る日が来たッ! 免許を取ってから5年。初めて乗るスーパーカブ。 乗った感想ッ!
スゴクコワイデス。ギアイレ、ギアゲンソク、チョーヤリ ニクイデス。ウィンカーナンカダシテルヨユウアリマセン。 ダシタラダシタデ、テントウシタママデス。キケンデース!
片言になったが俺にとって未知の世界。先生役をかってでた同僚は 広い道路もとっとと進んで行ってしまい、一人取り残され、ギア チェンジに失敗しエンスト…。エンストなんて教習所以来だぞ。 乗りなれるのに時間はかかると見た!ああ〜俺普通のでいいよ。 普通の原付に乗らせてくれ。 「でもマスターしてやる」とどこかで堅く拳が握られていたのは 言うまでもない。
PS 日中は予想通り気温が上がり、1枚上着を足したのが仇となる。 トホホである。明日はさらに気温が上がるそうだ。 オイ、もう夏じゃんかよ。
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