ほり日和 もくじ|昨日|明日
東京に着つきました。 2週間ぶり。ただ先週と違うのは、 なんだか新鮮だったこと。なぜだ? 先々週と感想が180度、変わっちまったゾ? あれ?バス停がまた進化してるッ! 2週間ですごい変化だな、東京駅。 さてさて、今回の旅の目的は先々週に同じく観劇です。 その前に腹ごしらえに、東京での朝食っつったら、もうココ! 友人がバイトするファミリーレストラン「ジョナサン」である。 ココに行くためにわざわざ新宿へ。じゃあ、バスの降り場新宿に すりゃいいじゃんよ!次回からそうしようっと。 今回は昨日の日記どおり、3本立て計画。まさに芝居三昧! ただし1本目は現地で最終決定なのだが……、う〜んどうだよモー娘。 地下鉄丸の内で銀座で乗り換え、初めて行く未開の土地「人形町」。 「人形町」と言うだけあって、駅には「日本人形」が飾られていた。 駅を降りると、日曜の朝10時の割には人気(ひとけ)が少ない。 道も広くなく、静かな町。あ〜いいねぇ〜。 こういう閑とした雰囲気は好きだぞ。 あんまり東京でも東側には来ないから新鮮だ。下町っぽさが情緒を 醸し出しててイイ〜。いいぞ〜いいぞ〜。 とっとこ歩いて、明治座到着ッ! ……うげっ! すごい数の人(9割男)だ〜。 なんだなんだ?当日券売出しにはまだ早いというのにこの人数は?? しかもみんな先行販売のグッズを持ってらっしゃる、買ってらっしゃる。 この下町情緒たっぷりの町に一種異様な情景。こ、コワイ……。 なんか特攻服着ている人もいる。背中には「藤本美貴」や「矢口真理」と デカデカと刺繍してある。 当日券の列は死ぬほど長い!とても純粋に芝居を観に来てる人たちとは 一線を超えていらっしゃる。と、言うか「純粋に芝居好き」という人達には 失礼だけど見えない。中にはいるだろうけど、明らかにボヤけてて さっぱりそれがわからない。単品で来ている俺はとても肩身が狭い。 とても場違い。居心地が良い訳がない。 警備スタッフのお兄さんはとても大きな声で案内してる。 通りがかりの犬にも「いかがですか〜?」という、はしゃぎっぷり。 まだ朝だというのに、スタッフまでコワれている…。 ああ〜ダメだ。とてもじゃないが芝居を観る気になれない。 2年前のパルコプロデュース「サクラパパオー」には8000円払ってでも 観たいと思うものがあったけど、最初の気持ちはどこえやら…、萎えた。 「俺はくんじさん(発砲の役者)やマエタケさん(BQMAPの役者)のお芝居が観たいのに」 ごめんなさい。とてもじゃないけど、無理です。この空間に絶えられません。 あきらめて明治座を去る。 往復380円の単なる旅であった(笑)。 新宿に戻ってきた。 こちらでは2本目の予定(1本目が見れなかったのでこれが本当の1本目)の G2プロデュース「ゴーストライター」。場所は紀伊国屋ホール。 最初勘違いして高島屋の向こうにある「サザンシアター」に行っちゃった。 東口の紀伊国屋の上ね。だって初めてですから紀伊国屋ホール。 この芝居も前売を買ってなかったから、当日券。 お話は「とある人気脚本家の”ゴースト”が本当に幽霊だったら」 というお話。西の役者さん(関西方面)が多数出演してらして、 こっそり憧れであった元・惑星ピスタチオの座長、腹筋善之助さんを 見ることができた。その他にも各方面で活躍中の役者さん多数ッ! 一言、 面白い。 去年の夏に同じくG2プロの「おじいちゃんの夏」を青山円形で観たけど あれよりも面白かった。 終演後、出演者で発砲に所属している武藤陶子さんにご挨拶。 ネタばれだけど、このゴーストライターのゴースト役が武藤さんであった。 またお会いしましょうと言って、劇場を後にする。 そうそう、ここでは憶流時代の仲間と偶然会う。まったく偶然である。 通常、俺は日記に実名を出すのだけど、本人たちにしてみれば、 多分出してはいけない気がするので、伏せておくが。は〜ん、あの2人がね〜。 終演後、ダッシュで中央線に飛び乗り高円寺へ! 今度は、リンク先でもお馴染み本多真弓さん率いる「クレネリゼロファクトリー」。 お世話になってるほりすみこさんや、憶流でもお世話になった発砲の工藤さん、 また現在ジャパンツアー中の劇団「キャラメルボックス」所属の細見大輔さん などが出演する新作「空洞満月」を観るためだ。 しかし、ここで問題発生ッ! ネットでは確認したつもりだったんだけど、高円寺についてから 今度は公演場所の劇場「高円寺明石スタジオ」の場所がわからない! うはっ!御間抜さんだ!困った!しかし、時間がちょっとやばい。 恥をしのんで道を尋ねる。 道を尋ねた人は帽子を深くかぶったチョッチかっこよさげなお兄さん。 ……どこかでみたことあるような? 俺「すいません。ちょっと道を尋ねたいんですが?」 お兄さん「はい?」 俺「明石スタジオってご存知ですか?」 お兄さん「ああ〜、あそこは…(説明してくれてる)。」 ん?どこかで聞いたことあるぞ、この声。 深被りしたお兄さんの顔をよ〜っく見てみる…。 はうあっ!! なんとその人は発砲の役者・西之園さんではないかッ! な〜、なんて偶然!メッチャプライベート!しかも憶流もお世話になった。 びっくりした。西之園さんは、とても丁寧に道を教えてくれた。 おかげで間に合った。本当にいい人だ。どうやら西之園さんも同じ舞台を 観にきたらしい。そうだよね、工藤さん出てるしね。 クレネリの公演も面白かった。 何というか、ああ〜人間関係って複雑よね。って感じかな? 人の良さそうな人の裏には、やはり裏の顔があり… 罵声し合ってる2人が実は最も人間らしい2人であったり… 誰かによりどころを求めたり、 そこに愛はなかったり、 でもそれでも人を求めたり、愛なんかなくたってかまわなかったり、 でもぬくもりをずっと探していたり。 人間って本当はこんなにも複雑で、いとおしくて、 悲しいまでに動物なんだなって、思うそんな舞台だった。 終演後、ほりすみこさんにご挨拶。 髪が伸びてることを指摘したら、日記を読んでないことがバレちゃった。 ごめんなさい。 真弓さんにもご挨拶。 いや、ここだけの話、本多真弓さんはとてもきれいな方です。 それでいて、気取ってなくてちっちゃい方なので、可愛らしかったり。 掲示板で「シカトしないでね」って念を押されたのだが、 憶流を観に来て下さった時、写真で見るよりかわいらしい方だったので、 キンチョーして、あまり喋らなかったのでそう思われたっぽい。 違いますよ、真弓さん。シカトした訳じゃないんです。 キンチョーしておるのです。 意外にウブで、シャイで、小心者なのです、俺は(笑)。 あの時頂いたもの使わせていただきました。気持ちよかったです。 またお会いしましょう! 今日は一日芝居尽くめ!この後、俺は夜の高円寺に繰り出し(しかも一人で)、 アーケードで火事を目撃し、 四谷の漫画喫茶で寝ようと四谷に行ったら、 友達に高田馬場にくるよう誘われ、飲みました。 飲めないのにねぇ、無理しちゃってねぇ〜。 でもその後はまた、再び四谷に舞い戻り、漫画喫茶でお泊りなのでした。 一日目シューリョー!! 余談… あとで聞いた話だけど、クレネリの公演にジャニーズの嵐の 大野智君がいたらしい。近くにいたのに、さっぱり気づかなかった。 おなじ「さとし」同士だが、そんな彼とは天地の如き差があるのは言うまでもない。 過去< もくじ >未来 ほりさとし [HOMEPAGE] My追加
|