楽天的日常物語
Written by ユオ
Material by Amane(RainRain)
Skin by caprice*


■ 教習日記12 2002年08月30日(金)
きょうの項目は以下の通り。

・急ブレーキ体験

・危険回避の体験

・カーブを曲がる時の遠心力

・幅寄せ

三つは体験してほしいだけなので、うまくできるとか出来ないとかは、関係ないそうです。
まずは教官がお手本。

「結構衝撃があるから捕まってて」

…衝撃っスか。
そう思うと、思わず体に力が入ってしまう。
急ブレーキは、30km/hと40km/hとで、どう違うかを分かってもらうことが目的。30km/hだと、意外にすぐに止まるけれど、40km/hだと、車が止まるまで距離が出た。教官いわく、40km/hで走っている車が止まるまでの距離は22mほどだそうで、逆に言えば23m先に人が飛び出した時、人の1m手前で止まることが出来るんだ…そうです。

危険回避。
障害物をとっさに、左側に避ける。
これは20km/hと30km/hで実行。
教官のお手本の時、車が大きく振れたので、思わず

「うわあぁ」

と声を上げてしまった(^^;
「大丈夫?」
と聞かれてしまったよ。
で、自分が実際にやってみると、20km/hだと、
そんなに怖く無かったんだけど、
30km/hでやると、

メチャ怖ぇ!

しかも、ブレーキかけなきゃいけないのに、
あせってアクセル踏み込んじゃって、
あわててブレーキ踏んだら急ブレーキに
なってしまったぞー。
わはは。
もう笑うしかないな、こりゃ。
教官は怒らなかった。
むしろ、こういう経験で、
危険回避はテクニックも要るし、
あわててしまったり、ブレーキ踏み込んでしまったり
危険な事もあるのでリスクが大きいというのが分かったよね?

………ええ、そりゃあもう(心の声)

人は障害物や、突然の危険には、
とっさに避けようとしてしまうことが
多いのですが、車を運転する時は、
それを避けるのでは無く、ブレーキを踏んで止まること。


つづいて遠心力。
20km/hでカーブを走行。
まあ、ちょっと早い感じはしたけど曲がれたからいいや。
ところが、30km/hでカーブを曲がるのは、けっこう怖い。
教官がお手本でやったときも、慣性の法則が思いっきり働いていた。

ほう、これが遠心力ってやつかい?

なんていう余裕は全然無かった。
「とにかく、ブレーキを踏まずにカーブを曲がる。怖がらずにまがってね。対向車こなかったら、行くよ?」
といわれ、体に緊張が走った。
車体の後ろがすこし振られた感じがしたけど、
なんとかアシストなしに曲がれた。
「よーし、よく頑張ったね」
と、車を止めて、色々と説明を受けた。
カーブ中にブレーキをかけるのはキケンなのでやめましょう。
つまり、それを言いたかったようです。
カーブに差し掛かる前にブレーキをかけるのは、
それなりの理由があるのだそうだ。
話は長いから以下略。


幅寄せ。
まあ、バックの応用みたいなもんで、
なんとか出来ました。

今回、緊張しっぱなしだったせいか……
なんか教習が終わったら、筋肉が痛いんだけど…。
明日、筋肉痛になったらどうしよう(^^:
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