楽天的日常物語 | |
Written by ユオ Material by Amane(RainRain) Skin by caprice* |
■ 牛乳事件 | 2005年09月14日(水) |
我が家では、牛乳屋さんが牛乳を配達してくれる。牛乳箱の中に、保冷剤を入れて置いていってくれるので、いまだかつて品質に問題が起きたことはなかった。 昨日は休みだったので、ちょっとゆっくり寝ておりました。朝起きると、コーヒーが作られていました。 「牛乳入れるだけになっているよ」 と、母が言うので、冷蔵庫に入っている未開封の牛乳を開けて入れた。パンを焼いて、メープルバターを塗って食べました。 「んっ??」 コーヒーを飲むと、異様にすっぱいのです。 でも、ホットコーヒーは冷めると酸味が出るから、それかと思いました。でも酸味のあるコーヒーは好きじゃ無いので、結局2口くらい飲んで、あとは残してしまいました。 それから、夜になって、父が帰って来ました。 風呂上がりに牛乳を飲んだ所…… 「えっ!?」 「ちょっと飲んでみな」 差し出されたコップの牛乳を口にすると 明らかに味が変なのです。 「これ、腐ってるよ!!!」 しかし、賞味期限は15日。まだ切れていないのだ。 「ってか、この牛乳いつ冷蔵庫に入れた?あたし、今朝初めてみらぐらいなんだけど!」 「日曜日には入れたよ!」 と母は言う。しかし、日曜日に見かけた記憶が無いんだよなぁ〜〜。 「腐ってるっていうか、毒のような味がした」 私と父が声をそろえて言うので、母はかなり驚いた感じで と声を上げた。 「まさか、瓶の蓋に穴が空いてるんじゃ……!!」 ところが、瓶の蓋にもどこにも穴なんて空いていません。第一、殺人目的で毒をもるなら、口に入れた瞬間に明らかに毒と分かるような成分を入れるだろうか?(コナン?) 結論は、やっぱり腐ってた、ということでした。 「あーあ、飲んじゃったよ」 私と父が言うと、母は普通にこう言った。 「大丈夫だよ、牛乳が腐ったのはヨーグルトと同じなんだから。あ、そういえばヨーグルト買って来たよ。明日の朝、みんなで食べようね」 |