一人でポツンと暗くなった天井を眺めていると身近なモノの死がちらついてその恐ろしくウェットな現実感にとめどない恐怖が込み上げてくる日常に忘れていた終わりを思い出して震えが止まらなくなるだけどこちらが真実だ忘れている自分や忘れようとしている自分を恐れるべきだ先逝くモノに逝くなと言へず言ったところで叶わず先延ばすことも出来ないのならこの瞬間の温度を守ることしか僕には出来ない