+++ 田舎ですわ +++2002年07月06日(土)
今日はスクールで全く着いて行けず先生にも見捨てられ、
皆との普通の会話も弾まず、散々な一日でした。 もう、がっくり。
帰りの電車は平塚の七夕に向かうカップルだらけで、
アタシは一人で何をしているんだろうって、かなり打ちひしがれていました。
もう最悪の精神状態の中で最寄り駅に降り立ったのでした
俯いたまま改札に向かって階段を登っていると、背後では発車ののアナウンスが響いていました。 ふと顔をあげると、
よたよたと階段を下りてくるおばあさんが。
乗れるかしら。 何となく気になって振り返ってみていたら、
無情にも電車のドアは閉まってしまいました。
あぁ、乗れなかった。あんなに急いでたのに・・・
と、その時車掌さんが乗りますか?
その呼びかけにはいと答えたおばあさんは
無事に電車に乗ることが出来たのです。
1時間に多くて4本。下手すれば2本しかないこともある、 我が田舎町の在来線。 普段は本数が少なくてイライラしているこの電車ですが、 こういうのどかな、地域密着型の優しさがたまらなく好きです。 今日はこのちょっとした出来事のお陰で、ほんわかした気分で一日を終えることが出来ました。
そういえば、以前同じ電車でこんな逸話もありました。 なぜかおばあさんが線路を歩いていたそうです。(あぶねー) そこへ電車がやってきてしまったのです! が、電車はゆっくりと停車し、車掌さんが窓から顔を出して一言。 おばあさん、あぶないよぉ。
やっぱりアタシはこの町が大好きです。
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