+++ 幻の長寿大国 +++2002年08月11日(日)
お盆です。 休息のひと時を皆様いかがお過ごしでしょうか。 アタシ?アタシは年がら年中変わりない日々です。 どこに行くでもなし、何をするでもなし。 PCが有ってホントに良かった。 もしPCが無かったら、毎日何をして過ごしていたかしら。
さて、今日は先日職場で話していた事をちょっと。 格好をつけて難しい表現を使おうと、かなり無理をしています。 また実際己が経験した訳でもないのに、あたかも経験したかの様に断言しています。 そのため、何じゃ?この言葉は。なんて事が多々あるかと思いますがお許し下さい。 お気づきの方はご一報くださると幸いです。
言わずと知れた長寿大国日本。 でも、今やこれは幻想となりつつあるらしいのです。
今のご長寿さんたちは、幼少時代から体を使って生きてこられました。 それは遊びもあったでしょうが、何より生きていく為にやらざるを得ない事でした。 また食事は今でいう粗食。栄養豊富な物が無かったから。 どちらも決して望んでのことではありませんが、 いずれにしろ頑健な体を作り上げることに繋がっているでしょう。 そして戦争。そんな状況を生き抜くことで培われた生命欲と生命力。
それに引き換え、現代の子供たち。 生まれながらの豊食(飽食?)。 家族からも社会からも過保護に育てられ、あまりにひ弱な心と体。 公衆衛生の向上により、除菌、殺菌、滅菌の世界。 綺麗過ぎる環境に慣れきって、ちょっとした雑菌にも対抗できない。 その反面、人工的に作られた毒素は着実に体に蓄積されている。
現在のご長寿さん達が天寿を全うされた後、 次を担う世代のアタシ達は長寿の体質を持っていません。 その為、長寿大国の幻はシャボンがはじける様に消えてしまうのです。
最近、結核がまた流行の兆しがある。といわれているのは有名な話です。 ひょっとしたら、それは幻が弾ける前兆なのかもしれません。
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