あたくしの誕生災 by高性能A - 2003年11月02日(日) あたくし こんな扱い受けたの生まれて初めて もう高性能ではないわ ウイルスにかかったの 恋というウイルスよ 今日はあたくしの誕生日 もちろん祝ってくれる殿方はいるわ それはあたくしが恋してあげている男性 あの男ごときに このあたくしが! 恋をしてあげているの! そんな彼とは2週間前から あたくしの誕生日を祝わせてあげる約束をしていたわ そして当日の今日 彼からのメールを受信してあげたの 内容はこうよ 「用事を済ませてから向かいますので宜しく」 用事? あたくしの誕生日に? しかもよろしくが漢字!? まぁそれはいいわ ちょっとキレたけど 今日はあたくしがひとつ大人になる日 我慢するわ 彼はお昼くらいにあたくしの城へ来たわ 手ぶらよ 手ぶら 確か あたくしは彼の誕生日にセーターをプレゼントしたわ すっごいかわいいの あ それ着てきたんだわ 手ぶらで あたくしが彼の誕生日にあげたものを 彼はあたくしの誕生日に身に付けてきてくれたわ 手ぶらで 面白いわ あたくしはすごくお腹が空いていたのよ あ:「お腹空かない?なんか食べてきた?」 彼:「朝は食べないから」 つか昼じゃん みたいな だわ ホント面白いわ あたくしはお腹が空いていたのよ そしていきなりあたくしの高級冷蔵庫を勝手に開け 高級ビールを一気に4本空ける彼 そして彼は寝たわ 誕生日おめでとうの一言もなく みたいな だわ せっかく毛繕いもしてセメントも塗りたくって化粧して 身支度していつでも出かけられる準備もしていたんだけど 気づけば夕方?かしら? ディナーはあたくしが創作した高級カレーよ 何ゆえあたくし 頑張っているの? 何処へも連れて行ってもらえないのかしら? 確か彼の誕生日にはお出かけしたわ 遊園地に行ったわ あたくしもどこかへ行きたかったわ どこでも良かったの でもそのどこかは あたくしの家ではだめなの あなたとどこかへ 一緒に出かけたかったの 3万歩譲って近所の居酒屋でもよかったの でも 彼は明日も一日休みだし あたくしも休みだし いっか 明日も出かけられるしね 彼は深夜番組をみていたわ もちろんいつものように優しくいちゃいちゃはしていたわ ただ 今日はあたくしの誕生日だったのよ いつも通りでは少し物足りないのよ いつしかあたくしは眠っていたわ 化粧も落とさず 化粧が落ちていたのはあたくしの涙が伝った頬だけ だわ 昨日はそのまま寝てしまったわ 今日こそは出かけるだろうと早々にシャワーを浴びて 身支度をしたわ 毛繕いもしたわ 脇は永久脱毛してるわ 彼もシャワーを浴びて出てきても ダラダラしている彼 彼は今日もビール2本を空けたわ 時間はお昼頃 なんとなくいちゃいちゃしてたわ そして3時頃 彼が突然言うの それまでもなんとなくメールが多いとは思っていたの 彼:「実は、今日、友達と約束があったんだよね」 は? ナニ今更!? 彼:「いや、別に約束の時間も過ぎてるから別にいいんだけどね」 あたくしは小さい女じゃないの あ:「行っといでよ」 彼:「でも悪いじゃん、誕生日だし」 あ:「でもね、誕生日は昨日だったしいいよ」 でも昨日も今日も何もしてもらってないけどね 手ぶらだし もちろんキレてたわ でも彼のこと信じてるの 言っとくけど!手ぶらにこだわるわけじゃないのよ! 彼:「誕生日のプレゼントのお返ししないとね」 は?お返し? お返しか…お返し? つか 誕生日プレゼントっていえよ つか義理なの? あ:「それは要らないから」 ってとりあえず言っとくじゃない って彼は支度をして こういったわ 彼:「帰って寝る」 あ:「え?友達は?約束は?」 彼:「ちょっと友達と会って帰って寝る」 言葉にならないわ 傘まであげたわ で 帰っていったの この日記を書き始めて気がついたわ あたくし 今日騙されたのかしら? 友達と会うって本当ですか? はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 って感じだわホント そしてshottanにメールしたのよ もういいって 100年の恋も冷めたわ もう誕生日はいいよ たまたまそういう日だったって事でいいよ つか なに!? なに!? あたくし何!? ホントちょっとまって!! そんなパーティーを我が家でやってます(shottan) 私 時々帰りたいときに わざとメール連打してもらったり 「これから来るっていう電話をかけて!」 ってメールしたりします このことを高性能Aに言ったら 過換気になってしまいました 前に高性能Aにしつこくしてた男と同じ症状だね でもね 高性能Aは 電話してきたとき泣いてたんです 悔しいよね そりゃ 私も悔しいです ちんこちぎってやりたいくらいムカつきます -
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