まさに、秋になったことを思わせる日がおとづれた。
春のように『やってきましたよ〜。』でもなく、 夏のように『どうだこの野郎〜!!』でもなく 冬のように『しばらくの間辛抱しててね。』でもない、 『太陽さん良く頑張ったね!さ〜そろそろバトンタッチしようか。』 と言っているかのように、ゆっくりと包み込むように 空を秋色に染めていく時に吹くこの風は、いったい何なんだう。
悲しくもないのに、むなしくもないのに、むしろ嬉しいのに、 涙が出そうになるのはいったいなんなんだろう。 そんな感情が、音になりメロディーを生み出し、 言葉を導いてくれると良いのだが......。
声にならない感情が唄になりステージになり、溶けていく。 そんな感覚をほ〜んの少しでも感じてしまったら、 普段の生活があまりにも 夢の中の出来事のようなきがして、
普通は夢だと思われてる世界が現実のようなきがしてしまう。 そしてドアをノック。今日もとりとめもなく、終わろうとしてる。
明日は明日の風が吹く。
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