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LIVE


中村達也の目はとんでもなく、吸い込まれるぐらいすんでいた。

達也と遠藤ミチロウがapiaで同じステージに立った。
あんなにスリル満点でメチャクチャな、凄いLIVEはそう見れる物じゃない。

遠藤ミチロウは全く達也に負ける事なく、
激しくぶつかり合い、 ステージで激しくデカかった。

今まで何回もブランキージェットシティーのLIVEを見て来た。

達也は自分を含め、まず壊す事からはじめるドラマーだ。
それでも唯一自分だけが壊れ、後は壊す事が出来なかった浅井健一の才能、
音楽にひかれ、最高のメンバーとバンドを組み、
果てしない冒険をして来た。

そのブランキージェットシティーの中村達也が今、目の前で遠藤ミチロウと
同じステージに立ちドラムをこれでもかと叩いてる。
壊そうとしている。
どんどん自分を追い込んで行く。
そして、
それに劣る事のない遠藤ミチロウの重みを感じるステージ。

今日のLIVEについて、いろんな意見があるかもしれない。
ただこれは、凄い物が今、目の前で繰り広げられている。
と言うギリギリの緊張感に満ちた、息つく暇もない空間だった。

遠藤ミチロウと言うアーティストは凄い人だ。

凄い空間に俺は居た。



2002年11月17日(日)

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