ヒビノコト
DiaryINDEX|past|will
2008年05月04日(日) |
マリオ・ジャコメッリ |
もうすぐグループ展「picnic」が、はじまります。
ただいま、あれやこれや楽しみながら描いております。
ほんとは、もう時間がない!もっといっぱい描きたい。。
なのだけど、気になっていた写真展
「知られざる鬼才マリオ・ジャコメッリ」にえいやっ、と行ってきました。
まったく知らなかった写真家だったけど、その濃密さにぐっときました。
途中、友人のカメラマンに見た?見た方がいいぞ!と電話したくなるほど。
モノクロームの世界、こんなに「生」だとか「死」だとか「時間」だとか
いろんなものを含んで深く流れるように表現されてるとは。
途中、「静物」というタイトルの林檎と瓶の写真があったのですが、
それはもうほんと、柔らかな光にあふれていて
母性を感じるような優しい写真でありました。
体格のよい大木(たいぼく)みたいな兄ちゃんが、その写真の前からびくとも離れようとはせず、
ただただひたすらにその作品を見ていて、
わたしは、その大木の後ろから、
その柔らかな作品を見て、ぐっときてました。
大木も、ぐっときてたな。。きっと。
詩的で絵画的、心の深くの原風景を見たような展覧会でありました。
あ〜すごくおすすめなのですが、あさって6日までです。。
知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展
|