麻綴り
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2002年11月30日(土) Oranのコンサート/夢の話

アイリッシュ・ミュージック・ナイトというコンサートに行って来ました。

出演のOranというグループは、ブズーキのアレック・フィン、アイリッシュハープのカスリーン・ロックナーン、ティン・ホイッスルのショーン・ライアン、イリアン・パイプス/ティン・ホイッスルのコーマック・カノンからなるバンドです。

主に、カスリーンさんのハープがお目当てで行くことにしたコンサートだったのですが、演奏全体がとてもよくて、本当に楽しめました。
特に、ショーンさんのホイッスルはよかった……。胸にしみいる感じでした。
もちろんハープもよかったですよ。でも、上手すぎて、私が参考にするとかいうレベルではなかったかも……華麗な指さばきにただ見とれるばかりでした。

先日のコンサートでも楽しませていただいた守安功さんが通訳で登場したと思ったら、後の方で突然、守安ご夫妻の演奏コーナーもあり、ビックリしました。
最後には、守安ご夫妻のアイリッシュフルートとコンサーティーナが加わった編成に、さらにボランの方と、フィドルのジム・エディガーさん(と後で知った)まで飛び入りして、豪華なセッションが繰り広げられました。
女性ダンサーも2人、華麗なステップを披露してくれました。

本当にアッという間の2時間でした。

  ***

会場で、ハープ仲間のこぷさんとnaluさんにお会いしました。こぷさんにお会いするのは、お宅にお邪魔したとき以来で、いろいろお話しできて楽しかったです。ハープのこと、子どものこと、いろいろと……。

今回はタンボリン企画のコンサートということで、会場でアイリッシュもののCD等がいろいろ販売されていました。あんまりいろいろありすぎて、目がチラチラしてしまい、冷静に選べないほど……。結局、絞りに絞って、(それでも)7枚も買ってしまいました。
ま、いいんだ。1日早いけど、自分への誕生日プレゼントということで……。

  ***

話はガラッと変わります。
昨日、夢の話をちょっと書きましたが、今朝も私は変てこな……いやな夢を見ました。

見知らぬ女の子(高校生か大学生ぐらいの若さの)が私のハープを胸の前に持って、変な構えで弾いているんです。
「そうやって弾くんじゃないよ」と言って、私が弾こうとすると、弦が変なんです。赤い糸(Cの弦)が2本並んでいたり、太さの順番が滅茶苦茶になっていたり。
女の子は、「説明書に書いてあったから、張り直したんだよ」というようなことを言っている。私が「何いってんの。これじゃ弾けないじゃない。元に戻してよ」と言っても、聞く耳を持たない。
夢の中で私は完全にパニックになっていて、「直して! 直さないと●●●!」と叫びました。
私は、本当にうなされて声を出していたらしく、夫が先に目を覚ましてなだめてくれましたが……。
たわいもない夢のようですが、私としては、ものすごい悪夢でした。何を言っても話の通じない若い女の子って……エイリアンみたいで怖かった。

後から考えてみれば、何ともわかりやすい夢です。
これから子供が生まれたりすれば、レッスンや練習も思うようにいかなくなるだろうし、流れからおいていかれてしまいそうで、知らず知らずに焦りのようなものを感じているんでしょうね。
そういえば、最近見る夢は、遅刻したりとか、何かが思うようにいかないとか……そういう夢が多い気がする……。

朝食の席で、この夢の話をしたら、娘が「わたしはね〜、怪獣が来て、ピアノをこわしちゃう夢」と言っていました。そういう夢を見たことがあるようです。本当かなぁ。
夫は大笑いしながら、「そっちの方が迫力あるな〜」と言っていました。

娘が昨夜見た夢は、やっぱり楽しい夢だったようですけどね。「おもちゃの汽車に乗って、世界1周しちゃう夢。その汽車がね、とちゅうで京浜東北線になったりね〜、いろいろ……」だそうです。うーん。いいなぁ、楽しい夢。私もいい夢を見たい……。


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