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| 2010年12月02日(木) 第二の誕生日。 |
| 遂に手術の日。御ハナのお遊戯会に重なってしまったため、妻は保育園に行きお遊戯会に参加。私は午前7時半に病院に入った。 8時から手術予定だったが、その前に緊急手術が入り、御ココが手術室へ向かうのは9時半になった。 小さな手は点滴に繋がれ、2日前からミルクを止められているため終始不機嫌でずっと泣いていた。病棟に執刀医が迎えに来て、看護師と一緒に手術室まで御ココを運ぶ。御ココは動き始めたベッドにびっくりして、泣くのをやめてずっと動き続ける天井を眺めていた。 手術室に入る前、御ココに顔を近付けて何度も「大丈夫だから、大丈夫だからね、パパずっと待ってるからね」と耳元で囁いた。 生後38日目。小さな御ココは点滴に繋がれて、手術室に入っていった。 手術が終わるまで何をしていたかよく覚えていない。気が付いたら病院の周りを歩いていた。御ココが生まれてから今日までのことを思い出していて、手術室に入る前の御ココの顔が浮かんだ途端に、私を見つめるあの何も知らなくて全てを知っているような瞳を思い出した途端に、 涙が止まらなくなった。 御ココが生まれてから、初めて流す涙だった。これまでの処置が大変だったのか、手術が不安なのか、手術を迎えられて安心したのか、傍に妻と御ハナがいないからなのか、理由はよくわからない。ただ私は、病院の周りを歩きながら一人で泣いた。見たこともない手術室の、手術台に横たわる御ココを思い出して、ココ、ココと呟きながら泣いた。 ―――6時間後、手術は終わった。 手術室へ迎えに行くと、麻酔から覚めつつある御ココは小さく泣いていた。腕には点滴が刺され、鼻にはチューブが入っている。 「手術は無事に終わりました」もう涙は乾いていた。手術は終わって、手術が終わったこれからが始まる。今日はココロの第二の誕生日。おめでとうココロ。よく頑張ったねココロ。 |
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