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| 2011年01月12日(水) いつもいつもなめられる。 |
| うちのキッチンのシンクを照らす棚下灯は、紐を5回引かなければ点灯しない。何度やっても5回目に点灯する。中古物件なのでグロー球でも古くなってるのではと交換してみたが変化がない。電灯も変えてみたがもちろん変化がない。ちょうど5回で点灯するのだ。故障かもしれないと物件担当者にメールしたところ、数日後「前所有者様に確認したところ、元々5回引くとスイッチが入る機種とのことで壊れているのではないとのことでした」との返信があったので、私は再び悲しい溜息を吐いて、怒らなければならなくなった。 いつもそうである。私は人になめられやすいのだ。そもそもいつもヘラヘラしている私にも責任はあるのだが、そういうのに便乗して物事をうやむやにしようとすることが本当に汚くて許せない。 棚下灯の型番を調べてメーカーに問い合わせのメールを送った直後、物件担当者にメールをした。 「少し調べればわかると思いますが、数回引いて点灯するタイプの棚下灯などありません。本日メーカーに問い合わせたので、ここからは私の憶測ですが数回引いて点灯するタイプの棚下灯がないことを前提に、毎回5回ちょうどで点灯するということは、5回という規則性が存在することになります。ということはロータリースイッチの接点が折れて、1周のうち1箇所だけかみつく状態なのではないでしょうか。となると、残りの1箇所も折れるのは時間の問題となります。そもそも電気にどの程度詳しいか定かでない前所有者に問い合わせてその意見を検討せずにそのまま私に返信する対応に疑問が残ります。いずれにせよメーカーからの回答で明らかになると思いますので後日再びご連絡します」 メーカーへの問い合わせ結果を控える状態ながらも、おそらく故障の原因を十中八九突いた理由を先に送って二重のダメージを負わせようとする作戦。5分後に「申し訳ありませんでした。新品と交換させていただきます」との返信。後に残るのは1割の達成感と9割の自己嫌悪。 |
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