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| 2011年02月28日(月) まさかのピカソ。 |
| アンリ・ルソーという画家が好きで、現在、箱根のポーラ美術館でアンリ・ルソー展が開催されていて行きたいけど妻もそんな興味ないだろうし一人で行くのもあれだしと思っていたら、箱根にやたら詳しい部下の男性看護師が案内してあげますと言うので日帰りで箱根に行くことに。しかしまあ折角箱根に行くんだから温泉にもゆっくり浸かりたいよねなんて提案すると、だったら仕事帰りに行って一泊しましょうということになり急遽箱根一泊旅行となった。 仕事帰り、新宿から午後7時半のロマンスカーに乗って宿に着いたのが午後11時。酒飲んで温泉入って酒飲んで就寝前にモンハンして午前3時就寝6時半起床。朝風呂に入って朝飯食って美術館行って念願のアンリ・ルソーの絵画を目の当たりにして感動したが、それよりもパブロ・ビカソの「母子像」という母が赤子を抱いている絵を見て大きなショックを受ける。 絵から伝わる生命の力強さにしばらくその場から動けなくなった。力強く描かれた陰影。母の太くて繊細な手。赤子の太くてはかない腕。母の慈悲に満ちた視線。赤子の絶対の愛を委ねる視線。母の髪の毛の質感。赤子の頬の立体感。涙が出そうになった。 帰りに「母子像」のポストカードを購入したが、ポストカードでは本物を目の前にしたダイナミックさは残念ながら感じなかった。またあの絵を見にポーラ美術館へ行きたい。あとゆっくり温泉も浸かりたい。宿の温泉の効能にうちみ、神経痛などありきたりなことが書かれていたが、最後に「特効」という部分があり、商売繁盛と書いてあった。これにはそれなりのダイナミックさを感じた。 |
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