2011年05月20日(金)  敬語とタメ語の狭間。
 
先日、光ファイバーが開通した際、インターネットの接続設定をプロバイダーにリモートサポートという遠隔操作で設定してもらった。受話器越しでお姉さんが「それではヨシミさんのPCを操作させていただきます」と、突然マウスが勝手に動き出しあっという間に設定が終了するはずだったが無線LANの設定で少し躓き、「あれ……あれ? おかしいですね。うーん。おかしいな。これでいいはずなんですけど……。うーん、どうしたんだろ」と、受話器越しに敬語とタメ語が入り混じった男性的に高ポイントである困惑ボイスが聞こえ、PCのディスプレイではマウスが彼女の動揺そのままに縦横無尽に動いている。「ちょっとトイレ行ってくるんで受話器置いときますね」と言うと「どうぞ」とそれどころじゃない様子の返答があり、依然マウスは動き続けている。トイレで用を足し再び受話器を取って「すいませんでした」と帰ってきたことを告げると、「あ、おかえりなさい」と受話器越しにフランクなお姉さん。敬語とタメ語の狭間で、彼女のイメージは募り続ける。
 

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