予定外のバイト。



だって断れないよ。
最近メーワクかけまくってる仔犬くん（社員待遇）から電話きたら。

だって仕方ないよ。
アコガレのＥさんの代わりだなんて頼まれたら。


だって。
仔犬くんには体調悪かったときとか、Ｎ嶋くんとケンカ（大笑）したときとかに色々気を使わせてしまってるし。
Ｅさんには、捻挫したときに急遽代わりに働いてもらったし。


ただ、問題は今日ってラストまでＮくんが働いてるってことだけなんだけどね・・・。
ディナーだけ働くっていっても、顔は合わせなきゃなんないから。
結局は、仔犬くんに頼まれて２３時半まで働いちゃったんだけどさーぁ（泣笑）。
ほんとちょっと甘い顔するとそこにつけ込んできやがる、あの会社っ。



お店に行ったら子犬くんがいて。
彼はランチ働いて、これから学校に行って（彼は２部なので）、また夜戻ってきて働くみたいで。
そんなんだから「社員さん」って呼びたくなるってば。

とにかく、ディナーはＳ村くんと派遣のＴさんとあたしの３人で回した。
メンバー的にあたしがリーダーっていうか、とりあえず金庫の鍵とか預からなきゃいけなかったのがヤだったけど。
あの鍵束無駄に重くって、それがそのまま責任の重さみたいに感じちゃうから持ってるのキライなんだよね・・・。



しかも、平日のくせにわりと忙しくって。
でもあたし以外のふたりとも、しっかり仕事してくれるひとなので助かりました☆（お前も働けよみたいな）
それで、２１時に仔犬くんとＮくんが来て、でもなぜかあたしはやることがあってだらだらやってたら気がついたら２２時。
そこでＳ村くんが明日テストだからって帰って、前述のとおりあたしは頼まれて２ＩＮしたんだけど。


Ｎくん、とはね。
昨日よりは、もうちょっと喋れたと思うよ（でもあくまで仕事上のやりとりだけどね）。
仔犬くんが休憩中、ほんのちょこっと２人営業になっちゃってものすごーく気まずかったけど。
正直、そんな状況も心のどこかで楽しんでるあたしがいるかも。
ほんっと性格悪い、変なオンナだなぁ（笑）。


でもなんか、多分お互いに気にしてたのは事実で。
あたしがＮくんがどんな顔して働いてるのかちらっと見ようとしたら、向こうもそう思ってたのかわかんないけど、すごい不自然な感じで目が合ったり。
ていうかホールの仕事ってチームワークだから、一緒に働いてるひとが何やってるか把握してないといけないんだけどね。
今Ｎくんとは気軽に話して確認できる雰囲気じゃないから、そんな微妙になっちゃうんだろーけど。
だけどあたしは、昨日よりもちょっと前進したかもって思うよ。
昨日はＮくん以外のひとにしか普通の態度取れなかったけど、今日はＮくんにも普通の調子で話しかけられたし。
Ｎくんも一応、不自然に敬語とかで距離取るんじゃなく話しかけてくれたし。
ただやっぱり態度はすごくぎくしゃくしてて、お互いすれ違うとき無駄に避けようとしたりだとか、一緒の場所で作業するとき相手が終わるまで後ろで待ったりだとか、とにかく一定の距離は置くようにしてる。
それでもあたし自身は、もう結構大丈夫なつもりだよ。






あたしは。
まだ怒ってるのかなぁ、ってそればかり気にしてる。
今日とかもちょっと聞こうと思ったんだけど、やっぱりもう少し時間を置いたほうがいいかなって考え直した。
あと、仕事中のＮくんの背中を絶対バレないよーに盗み見たりして、
「あぁ、あたしこの前までこのひとと付き合ってたんだなぁー・・・」
なんて、正体のよく分からないぬるま湯に浸かってみたりもした。
だって、付き合ってるときのほーが気まずくって、働いてるＮくんなんて見れなかったんだもん！
やっぱあらぬコトとか、思い出しちゃうじゃん（笑）。オトナとしては。




っていうか、仔犬くん絶対気を使ってるんだろーな。うちらのこと。
直接的には言わないけど、わざわざＮくんとあたしの接触を増やそうとしてる感じがする。
「これってどーやんのかＮさんに訊いてー」とか言ってきたり。
気を使わせてるよな、やっぱり。
悪いなぁ・・・。はぁ。
まぁ、去年は（ていうかあたしとＮくんが付き合い始めて職場であんまり喋れなくなるまでは）仔犬くんに色々ツッコまれてたもんねーＮくんとのこと。
そんなんだから、あたしたちが急に喋らなくなったのには絶対気づいてると思う。
まぁ、どっちかが告ってどっちかが振られた、ぐらいに思われてるんだろーけど（笑）。
Ｔ屋さんもそう。
前はＮくんと喋りまくってたあたしが、今はＴ屋さんにばかり話しかけてＮくんとは全く話そうとしないってことには絶対気づいてるはず。
ただＴ屋さんは大人だから絶対にそんなことは言ってこないだろーな。




そんなわけで。
ほんのちょっとだけ、進展しました。
今更じたばたしてもしょーがないので、向こうのペースに合わせるかぁ、って心境です。
なるようになれ、って気持ちもあるけど、やっぱりどうせなら良いようになるといいな。