(SleepWalking)



ばらばら
 
うるさくはねる大粒の雨がいつか
雪に変わってやさしく子守唄を歌わないかと
期待していつまでも起きていたら
なぜか朝がきてしまった
気象予報士の言うことは当てにならない
雪が降ったら明日
あそこにはいかなくて良いはずだった
冷たく暗くなったところ
あなたの血が通わないところ
世界で一番淋しい場所に
なにがやさしいと言うのか
雨は
あなたを冷やして二度と動かないようにした

2005年01月16日(日)


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